お米の炊き方

お米をなんとな~く研いで、そのまま炊いていたらもったいない!

パン・パスタ大好き! 派の方も、今後、ご家庭でお米を炊く機会が増えるのでは?

家によっては毎日のことだから、×365は、もったいなさすぎますよね!!

お米のとぎ方

まず、最初にお米をとぐお水は、イイお水を使ってくださいね。

お米って、乾燥した種子です。

乾燥しまくってたところにお水をぶっかけられるんで、

この最初のお水を、お米は一番吸うんです。

お米にしてみたら、喉が渇きまくってるところに、待ってましたァァァ!

な、お水ですからね。

特に、水質低下や農薬などの規制緩和が言われている昨今は、

最初と炊く時のだけでも、イイお水(せめて浄水)を使ってくださいね。

最初は、表面のゴミを洗い流すことが目的なので、さっと水洗いくらいの感覚でOK。

いっぺんにゴミも糠も落とそうと、ゴリゴリやらなくていいから。

で、1回目の水を捨てた後に、少量の水に浸してしっかり糠を落とす感じですね。

ここからの目的は、表面についてる糠を落とすことです。

とはいえ、チカラを入れすぎて、お米を破壊しない程度にね(笑)。

お米を破壊すると、途端にめちゃめちゃまずいお米が炊き上がります。

で、糠を落とすには、2~3回水を変えてすすげばOK。

最近は精米技術が上がったので、そんなに研がなくてもOKって言われますが、

水が糠で真っ白なうちはやったほうがいいかなと。

だって、その研ぎ汁、糠くさいやん。

てことは、落としてなかったら、やっぱり糠くさいお米になっちゃいますよね。

ただ、結構お米がボロボロになりやすい品種も多いので、それはやりすぎ。

品種とご自身の力加減のバランスを見つつ、ほどよきところを探ってくださいね。

最後にまたイイお水を使って洗い流した後にザルにあげて、

お米一粒一粒についた水をしばし浸水させます。(新米はちょっと長め)

って、水を張らなくても、表面についてる水滴を吸っていきますので、

ザルにあげてしばし時間をおけば、それでOK。

無洗米はどうなの?

ちなみに無洗米は、私はまったくおススメしないです。

アレを勧めるお米屋さんは、いないんじゃないかなぁ。

いたら、そこで買わなくてもいいかなって。

私が買うことはないですが、もし、無洗米をいただいたら、

非常時用に真空パックのであれば、持っておくかな?

ってくらいですね。

他の選択肢もあるのに、敢えて自分で無洗米を買うってことはしないです。

毎日、お米をとぐ時間なんてない!

毎日お米をといでる時間がないわーって方は、

夕食後とか、出来る時に少しまとめてお米をといで、

ザルにあげて水を切っておいて、ジップロックやタッパーに入れて冷蔵庫に入れておいて、

翌日以降に炊くのもアリですよ。(2~3日はもちます)

炊く時は、お米がしっかり吸水している分、

少しお水を少なめにするのがいいかな。

とはいえ、炊き加減はお好みや炊く道具にもよるので、

まずは基準通りやって調整していくほうがいいかなと。

その辺りは、ご自由にどぞ。

何を使ってお米を炊く?

我が家は、ストウブのラウンド(丸型)18cm鍋で、二合炊きしてます。

シンガポールチキンライス(海南鶏飯)などで、

お米二合+鶏モモ肉を1枚入れることもたまにやっていたりもします。

ちなみに、三合まではこの鍋サイズで炊けます。

お鍋のサイズは、家族構成やどのくらい食べるかにもよりますのでなんとも言えませんが、

ストウブやバーミキュラなどの鍋の形に関していえば、

オーバル型(楕円)よりはラウンド型(丸型)のほうが、

均一に火が通るので、ごはんを炊く場合にはオススメです。

日本のメーカーの「ごはんを炊く用の土鍋」を買ったこともあるのですが、

なんといっても洗いやすいのがストウブだったので、

我が家では、ごはんを炊く用の土鍋を押しのけて、定番化しました(笑)。

ストウブで炊いたお米も、じゅーぶん美味しいですしね。

フタに重さがあって、ピコっていう突起があるという構造的な工夫も大きいようです。

また、ストウブやバーミキュラなどからは炊飯用のお鍋も出ていますが、

それらの発売以前に買ったストウブのお鍋で割とじゅーぶんコト足りているので、

私は、試したことはないです。

そして、ラウンド型18cm鍋を使っていると、全然買い換える必要を感じないし、

せっかく買うなら、他のストウブ鍋が欲しい(笑)。

ちなみに、我が家が炊飯器をやめたのは、

2011年の東日本大震災がきっかけだったんですが、

今考えると、蓋とか細かいところ洗えていなくて、

あの温度の調理は、ちょっと衛生的にどうなのかなと考えると、

今から炊飯器には戻れないです。

炊飯器をあけた時のニオイが全然違うんですよね。

とはいえ、お弁当を作るなら、炊飯器を買うのもアリかと。

夕方にお腹すいたら、炊飯器にご飯あるから勝手に食べて~って言えますよね。

育ち盛りの子どもは、ご飯の炊き上がりなんて待てないですよ。

朝には炊き上がってて欲しいですしね。(お弁当に熱々ごはんはどうかと思うけど)

タイマー的スペックは、鍋にはないですから。

ただ、日々ちゃんと炊飯器の細部まで洗えてるよーって方は問題ないと思いますが、

ウチは、お釜くらいしか洗えてなかったので、雑菌すごかっただろうなと思います。

雑菌たっぷりのご飯が、数時間、お弁当箱に入ってる状態なので、

多分、、、胃腸は鍛えられてたでしょうね(笑)。

今ほど暑い時代じゃなくてよかった。

食中毒キケンなので、掃除は念入りにしてあげてくださいね。

お弁当作り教本
お弁当を作る方は知っておいたほうがいいこと

かといって、抗菌なんちゃらは、どのアイテムにおいてもオススメしません。

耐性菌について、調べてみてね。

抗生物質は常用するようなものではないけど、

イザという時に抗生物質が効かなくなるって大変なことです。

あ。ちなみに、鍋だろうと炊飯器だろうと、

ご飯を炊くお釜で、お米をといじゃダメですよ~!

特に炊飯器のお釜は、くっつき防止や洗いやすいようにという目的で

テフロン、フッ素加工が施されていることが多いので、

その中でお米を研ぐだけでも、目に見えないくらいの細かい傷が結構つきます。

そうすると、剥がれたものをお米と一緒に摂取してしまうことに。

別途ボウルなどでお米をといで、ザルに30分くらいあげておいて、

炊く時に、お釜INでお願いします。

それでもお釜の中は結構高温になるので、どうかなー? とは思います。

今後お弁当作りをする予定などはない私が、

コンロがふさがれて困るって理由で、

炊飯用途も兼ねて買うならコレかなーって思いますが、

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今のところ、我が家がご飯を炊く時間は夕方早めなので、

あまりコンロふさぎ問題も関係もなく、

単純にちょっと大同電鍋が欲しいだけ(笑)。

お米を炊く時に一緒に入れるとイイもの

どういいかっていうのは、ここでは割愛しますが、

・寒天

・もち麦

これらは、入れたほうがいいです。

寒天は、お米一合に対して棒寒天なら1cmくらいで十分ですよ。

ホントのオススメ順は、長野の棒寒天→糸寒天→粉寒天ですが、

扱いやすいのは糸寒天なので、私は、こちらをよく使ってます。

もち麦は、個装になっているのが使いやすいかなと思います。

いくら成分的によくても、使いやすくないと続かないと思うので、

そこはご自身の時間や手間、こだわりとのちょーどいい塩梅のところをどうぞ。

母が雑穀好きじゃないので、我が家はコレを使ってます。

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その他の栄養素を足すのはケースバイケースかな~と思いますが、

ウチは食べきれなかったお米は、冷凍保管からレンチンされる運命にあるので、

あまり他のアイテムは、入れないですね。

熱による変性だけでも不可測だなと思うのに、

マイクロウェーブはちょっと計算出来ないな~と思って。

というわけで、他の栄養素に関しては、

なるべく加熱の可能性がないものに色々と仕込んだりしてます。

なので、時期的に古米の時期になってきたら、

昆布(ダシを取ったものの再利用)と、少々の塩・にがりくらい。

あ、あと、お弁当を作るなら、もうひとつ必須なものがありますね。

お弁当じゃなくても、古米の時期は入れたりします。

多めに炊いて、2日~3日に分けて食べる場合も必須かな。

お弁当作り教本
お弁当のごはんについては、有料パートになっちゃいますが、
無料パートも12,000字くらいありますので、よかったら~

ちなみに最近は、三合炊いて、残りのご飯をストウブ鍋に入れたまま冷蔵しておいて、

翌日に二度炊きしていたりもします。

といっても水を振って、3~5分再び火にかけて放置するだけです。

玄米をおススメしない理由

玄米は、一見イメージよさげですよね。

日本の「かつての庶民の味方」とも言われますが、「かつて」なんですよね。

玄米の栄養面を見たら、確かに単体での栄養価は高いんですが、

玄米は、今の日本人の腸と食事習慣では、

外側の殻を分解・消化吸収しきれないと言われています。

玄米を食べるとお通じがよくなるとも言われますが、

あれは玄米を分解・消化吸収が出来ないから、そのまま出てくるだけ(笑)。

だから、玄米食べると痩せるっちゃ~痩せますよ。

ですので、玄米を食べたら便の量が増えて痩せたわ! って方は、

玄米を分解・消化吸収出来ずにそのまま出てきただけって

可能性を疑ったほうがいいかもしれませんね。

食べて痩せるというのは、基本、何かおかしいと思ったほうがいいです。

もちろん消化力には個人差があります。

プラス、ちゃーーーんと噛んでいるかどうかにもよります。

玄米の栄養価を分解・消化吸収できる人は、

よく噛んで、ゆっくり食べる食習慣が身についている人で、

アレルギーとかは一切なく、白髪とかもなく、

相当、腸にチカラがあって、日本人遺伝子多めで、

それでも、ちゃんとお味噌汁や手作りのぬか漬けを一緒に食べて、

ゴマ塩かけて、それ以外のものを食べないでなんとか・・・

といったところでしょうね。

多分、ひとつでも欠けたら無理(笑)。

というわけで、「私、玄米でしっかり栄養が摂れてますから!」という方は、

現代の食事情であっても、常にゆーっくりじっくり噛んで食べる時間的余裕があり、

腸にも脱穀機並みの力があるスバラシイ方です。ブラボー!

ほんっとーに玄米が美味しいと思って食べている方なら

イコール、玄米が消化できているということかもしれません。

私は、玄米を美味しいとは思わないんで、消化出来ないんでしょうね。

男性や子どもは、基本的に玄米が苦手なことが多いです。

もちろん何事にも例外はありますけど、

男性は早食いの人が多いし、子どもは腸も未発達なので、さもありなむ。

基本的に、嫌いなものには嫌いなりの理由がありますので、

ご自分が健康によさそうだからって~って理由で玄米食にしたくても、

玄米を嫌いな家族に、玄米食を押しつけてはいけません。

どうしても食べたければ、玄米も白米も、どっちも炊きましょ(笑)。

ご自分も本当にそれが分解・消化吸収出来てるか、

本当にご自分の健康にいいかどうかは、

食べて、味わって、

ご自身のカラダの声をよく聞いてみてくださいね。

玄米を本当に美味しいと思うか?

顔色はいいか、土色とかになってないか?

食べて元気か?

などなど、正式に検査するまでもないチェックポイント、結構ありますよ。

健康にいいらしいという、どっかで見かけた情報をモトに食べて、

アナタご自身のカラダに顕われた効果を見ないまま、

闇雲に続けないようにしてくださいね~!

糖質だけにフォーカスして、お米をむやみやたらと敵視しないほうがいい。

食べる時の温度とかだってあるし、色々あるんです。

いや、ホント「美味しいは正義」なんですよ(笑)。

美味しくなければ続かないですしね。

ちなみに、腸が発達していた昔の人が食べていたのも、

基本的には炊きたての玄米ではなく、ほぼ発酵玄米状態になったものです。

昔は、一回お米を炊いたら、保温機能などはありませんし、

色々雑穀を入れて炊いて、兵糧として家族に持たせてました。

握り飯にしておとーちゃんに持たせて戦に持っていったり、旅のお供にしたり・・・

ってことはさ、食べる頃にはほぼ発酵玄米状態ですよね(笑)。

現代でも、もし玄米を食べるなら、発酵玄米がいいと思いますよ。

なぜ「米(こめ)」という名なのか?

なぜ、あの粒を「こめ」と名付けたのか?

日本人としては、まずこれが一番最初に疑問に思う部分かなと。

だって、「稲穂」が「米」ですよ?

「こ」は、おとこ。

「め」は、おとめ。

あいうえおの「お」は安定、存続していく音でもありますので、

「お」と合わせ、「こめ」とは子孫につないでいく食べ物の音。

そして、漢字になった時に、末広がりの八十八をあてたってことですね。

ホント日本語ってすごいですよね。

お米をむすんで『おむすび』とも言うわけですよね。

おにぎりとおむすびの違い

そういえば、一時期「おにぎり」と「おむすび」の表現の違いが話題になりましたね。

塩むすびとは言うけど、塩にぎりとは言わないし、

焼きおにぎりとは言うけど、焼きむすびとは言わないですよね。

話題になった時、声高に言われていたのをざっくりまとめると、

「むすぶ」とは心(魂)をそこに込めることであり、

柳田國男の説(食物と心臓)を根拠にしたものが多かったかなと。

基本は、縁結び的な意味付けが多かったと思います。

対して「おにぎり」は、「鬼切り」の語呂合わせから

縁切り、魔除けの効果があるという説が主流だったかなと思います。

歴史的に見たら、どちらが正しいのか?

今も残っている文献から見ると、

『常陸国風土記』に「風俗の説に握飯筑波の国といふ」とあるので、

筑波国の方言として「にぎりいひ(握り飯)」として出てきます。

常陸国の風土記に筑波国のことが出てくる辺りも、面白いですけどね。

ただ、江戸時代の『松屋筆記』の「屯食」項にも、

「公家にては今もにぎりめしをドンジキといへり」とあるから、

意外と武士の糒、つまり兵糧的な使い方に留まらず、

公家でも握り飯という表現が使われていたのなら、

当時はそれが一般的だったのかもしれませんね。

それに対して「むすび」の用例は、なかなか出てこないですね。

そして、江戸時代よりも遡ろうとすると、

神産巣日神(かみムスビのかみ)や

高御産巣日神(たかひムスビのかみ)に由来する説、

『古事記』の天之御中主神を頂点として、この造化三神を結ぶ説、、、

つまり、おむすびが三位一体だよ~説などが出てきますね。

そう聞くと、いかにもな伝承感がありますが、

基本的に『古事記』が研究されるようになったのは本居宣長からですから、

これも、江戸時代からの伝承と言って差し支えないかなと。

ま、本居宣長がウラ・・・ゲホゲホッ

話が盛大にズレるので、おいといて。

ちなみに、江戸時代に本居宣長によって『古事記』が研究されるまで、

『古事記』というのは、ほとんど忘れられていた書物です。

歴史書ってわけでもないですしね。面白い書物ですけど。

というわけで、あの形状の化石が2000年ほど前の遺跡から発見されてる割には、

書物を由来にしたら、それだけでも割と最近感はありますね(笑)。

名称や形に、地域差はあるのか?

また、東日本では「おにぎり」、西日本では「おむすび」という説もありますが、

これも、調査結果に明確な差は見られないようですね。

また、「東日本のおにぎりは富士山を模しているので三角形」で、

「西日本のおむすびは神さまへのお供え物だから俵型」とも言われますが、

これは、海苔の巻きやすさによるとも。

西日本の味付け海苔は、確かにちょっと俵型じゃないと巻きづらいかも。

調理法によっても違う説もあります

おむすびは「蒸す」、おにぎりは「炊いて握る」とか。

あとは、「おにぎりは戦飯、おむすびは笹などに包むものだ」という説もあって、

だから「焼きむすびはナイ」とも。

みなさん、色んな仮説を立てて検証していたりして、とても面白いです。

これは、日本という地における、

民族や文化の多様性とかに繋がるんじゃないかな~と。

そもそも日本人の定義問題にもなっていくんですが(笑)、

それでもこの地に住まう人が持つ『音』で繋がってたのかなとか、

色々と想像を巡らせてみるといいと思いますし、

あの小さい米のカタマリにそれだけの魅力があるから、

みなさんが色んな仮説をたてて、考えて、検証して

という面白さにも繋がってるんじゃないかなと。

そういうことをやるのが「ヒト」。

かつては「ヒト」という漢字も、霊をとどめる「霊止」と書いてましたから。

とまぁ、イイこと言ってる風にまとめましたが(笑)、

個人的には「おむすび」だろうと「おにぎり」だろうと、

どちらでもいいかなって思います。

って、ここまで書いておいて、言うことがソレか(笑)。

ただ、使うコトバには言霊が宿りますから、

知って考えた上で、使いたいほうを使えばいいと思います。

「むすび」と言えば、チカラの源になり、

「にぎり」と言えば、その人を強く変えますから。

ちなみに中身の一番人気は、男女共に「鮭」だそうです。

私も一番好きな具材は鮭なので、分かります。

ただ、鮭は、ご飯にすり白ごまを混ぜると、

更に美味しく、ついでに栄養価もアップします。

握った後にチョンチョンと付けるだけでもアリですよ。

どちらにしても、手につけるのは「梅酢」。

水+塩ではないのです。

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ホントは、梅酢のために梅干しを作ってもいいんじゃないかっていうくらい、

梅干しの手作りはオススメだし、出来れば市販よりも手作りのほうがいいし、

副産物の梅酢はめっちゃ使えるアイテムなんですけどね。

ホッカホカの温かいご飯は太る?

今よりもお米を多く食べるようになると、太るんじゃないか?

って、心配になる方もいらっしゃるんじゃないかなと思いますが、

残念ながら、熱々ホッカホカのご飯って、太りやすいんです。

だから、炊き上がったご飯は、本来、お櫃に入れて冷ましたりするものですし、

(私は面倒くさいのでやらんけどw)

飯椀って、薄くてあまり保温性がない構造ですよね。

それに、ちょっと冷めたおにぎり/おむすびや、

結構冷めたお弁当のご飯だって美味しいですよね。

のり弁、好きです(笑)。←聞いてない

だから、あまり炊きたてで食卓に出さなきゃ!とか、

熱々ホカホカの、白くてツヤツヤなふっくらごはんを用意することに、

そんなにこだわらないほうがいいですよ。

アレはぶっちゃけ「豊かさのイメージ画像でお送りしています」みたいな感じで、

団塊世代にとっては、豊かな憧れの食卓って感じかもしれませんが、

本当に美味しいごはんは、適温まで下がって落ち着いたものです。

これが、太りにくいごはんにする方法その1ですね。

盛り付けて湯気が立ちのぼるようなら、ちょっと温度が高いかなと思います。

その上に納豆を乗せたりすると、納豆ご臨終のお知らせです。

くわしくはこちら →『納豆を美味しく活性化する』

お米の品種も色々あります

あと、お米の品種によっても味は変わりますよね。

日本人遺伝子がちょー少なめな私は、日本のもっちりお米よりも、

実は、バースマティーとかのアッサリ系品種のお米のほうが好きです。

そもそも炊き方も違いますので、並列に語っていいのかは、謎ですが。

日本のお米の品種なら好きなのは、ササニシキ系かな。

冷害に弱いせいか、あまり見かけなくなっちゃいましたけどね。

かつては、朝はササニシキ、夜はコシヒカリなんて言われてた時代もありましたが。

私も、夜ならまだしも、朝からもっちもちのコシヒカリとかは、

ちょっと重いな~と思いますね。

でも、夜に和食と合わせたり、炊き込みご飯だったり、

酢飯にして食べるならまた話は変わってくるので、ホント色々。

というわけで、食べ方、タイミングなどはケースバイケースですし、

好みはホントに各自それぞれですので、

今まであまりお米を食べていなかった方も、

最初は、お米屋さんで好みや食べるシチュエーションを伝えて、

専門家と一緒に品種を選んでみるといいかなと。

おまけ)お米を買う時の大事なポイント

お米を買う時は、品種もさることながら、

生産地と生産者にもこだわったほうがいいです。

今は生産者の方と直接繋がったりするのも割と容易に出来ますから、

日々のことだけに、どんな方が作ったお米を買って、炊いて、食べるかを

ちゃんと選ぶのって大事なことです。

あと、丁寧に精米されているかどうかも大事ですね。

あ。精米機は、家に備え付けるようなものでは本来ないですし、

特に妊婦さんなどにはオススメしませんし、ありがたくやっていただきます。

ご自身でやる場合は、あまり吸い込まないようご注意ください。

長く日本の食生活に根付いてきただけに、

お米は、品種の好みとか、食べるシチュエーションとか、炊き加減、、、

ホントに色々とあります。こだわりも様々かと。

なので、そのお米を食べる目的を明確にして、

楽しみつつ、試行錯誤してみることをおススメします。

投稿者プロフィール

魔女
魔女遠山志野
サンビオーズ・デ・タラン株式会社 取締役魔女(社長)
東京都世田谷区在住

魔女歴15年目。家系図では日本人、遺伝子はオランダ人約8割。前世は黄金の袈裟を着て歴史書を書いてた僧侶。個人のポテンシャルを最大限に活かすサポートが生業。

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