新茶シーズンがやってきた
毎年、4月後半になると、新茶をおススメしています。
だって、とってもおススメなんですもの。以上!
って言いたくなるくらいには、オススメです(笑)。
という記事を2022年に書いていたんですが、
2026年はちょっと様相が違うようです。
というのも、2025年に海外で抹茶ブームが起きて、
お茶屋さんも、煎茶として出荷するより抹茶にして海外で売ろう!
ってなってるみたいですね。

海外のほうが価値を認めてくれて、
だいぶ高額取引になるみたいですから
商売的にはそりゃそうだろうって話。
そんなわけで、5月2日にチラリと
八十八夜の茶摘みニュースはあったけど、
2025年の新茶は、だいぶヒッソリしている印象。
新茶時期って?
本州では、5/2頃(=立春から88日目)に八十八夜といって、
早乙女による新茶摘みが行われて、その日に摘まれた新茶を飲むと、
今年一年の無病息災にいいよ~って言われてました。
でもね、今は輸送技術も発達したし、
品種改良も進んでいますので、
最南端の種子島あたりですと4月には新茶を摘んでいますし、
5/2よりも早く手に入るようになりました。
私は、4月中には種子島産の新茶を飲んでいて、
5月中旬以降は本州の新茶を飲んでいることが多いです。
新茶の選び方
私は割と甘めの緑茶(玉露に近い感じ)が好きなので、
種子島の「くりたわせ」って品種の緑茶の新茶がお気に入りです。
緑茶はめっちゃオススメなんですけど、
農薬量もすごいので、、、一応有機。気休めに(笑)。
もちょっとスッキリ系がお好みの方は
同じ種子島産のでも「松寿」って品種もありますし、
同じく種子島産で「しゅんたろう」っていう品種もあります。
結構ふわっと華やかで、青年っぽい感じ(笑)。
次々に新しいのも出ているので、色々と試すのも楽しいです。
ちなみに私は、鹿児島の南端、知覧茶系が割と好み。
ただ、基本結構お茶は元々よく飲むので、
近年は、お気に入りのお茶屋さんから
直接まとめて取り寄せることのほうが多いです。
また、2026年春はMATRAさんで多種のお茶レッスンも受けていて、
美味しいお茶をいただいているので
日本の緑茶にまで手が回ってないんですよね(笑)。
高千穂周辺のお茶などもいただいてますけどね。

まぁそんな年があってもいいかなって。
お茶を飲み倒してる量は、例年の数倍になってる気がするし。

とても若々しい。

青竹のような香りで美味しかった。
MATRAさんのレッスンの面白いところは、
中国茶系だけじゃなくて、
紅茶だったり、日本のお茶も比較出来ること。
全体の理解にはとても有難く、
ヒトコトで言うと、沼ってます。
ただ、レッスンを受ける前にも、
ホテルでお茶を淹れる時にこうしてま~すなんて話をしてたら、
先生に「そこまでやってる人は滅多に居ない」って言われたので、
私はフツーにやっているつもりでしたが、
元々、割とオタクめなのかもしれない。
いやいや、上には上がいますけどね。
ただ、家でお茶を淹れたことがないって方や、
急須がないって聞くとすごくビックリするくらいには、
昔からフツーに、アタリマエにお茶を淹れて飲んでました。
祖母も、「ほうじ茶と言ったら、香悦」って言ってましたし。
私も一番お気に入りのほうじ茶は、
同じく柳桜園の手煎りほうじ茶です。
土曜日の午前中に京都本店に行かないと買えないのが難。
私はふるさと納税をやってないけど、
このためだけにちょっとやりたくなるレベルには
ダントツで美味しいです(笑)。
でもまぁふるさと納税は、私は復興支援くらいしかやらないんで
買える機会をチラリチラリと常に窺っています。
柳桜園の手炒りほうじ茶がある時はやりませんが、
楳心果(八雲茶寮)で雑談してた時に「ほうじ茶を淹れる時には、
親子丼用の鍋でサッと焙じてる」って言ったら店員さんに驚かれました。
驚かれたのは、専用器具もなしにやってるからかもしれませんが、
その時も「普通、そこまでやらないです」って言われましたね、
そういえば。
あれ・・・やはり普通ではないのかも?
でも、香りもいいし、美味しくなるのでオススメです。
って、新茶じゃないし、話を戻しましょう。
新茶の美味しい淹れ方
忙しくてもゆっくりお茶を淹れる時間って、
捻出した時間以上の価値はあると思うんです。
そもそも、ゆっくり淹れるって言ったって
作業のほとんどはお湯を沸かすくらいですし、
お湯を沸かすのはコンロか電気ポットだし(笑)。
今は温度設定ができる電気ポットもいっぱいあるので、
次にポットを買う時はソレにしょー! と思っています。
ビジュアル的に使ってテンション上がりそうなのはコレ。
テンションが上がる道具って大事だよね。
だけど、ウチのキッチンスペースには合わないかも~なので、
こっち系になる可能性もあります。
今、我が家には、既に温度設定が出来ない「わく子」がいるので、
次々に出てくる新商品を眺めてるだけになってますが。
シンプル構造だけに壊れにくいのは嬉しい「わく子」ですが、
気がつくとあっという間にうっかり沸騰しちゃいます。
今の日本のお水はあまり沸騰させたくないんだけどね、、、
お水については、『1)水の章』をお読みいただいてもいいですし、
割と、どのお茶を淹れても抽出しやすくて美味しいのは、
今のところ、このお水です。
超軟水なので、柔らかい口当たりのお茶になる傾向があります。
料理などに使うのもオススメですよ。
まぁコレに限る必要はないです。
お気に入りの水があればそちらでいいんですが、
硬度が高くなると、新茶との相性は悪くなっていきますので
そこはご注意ってくらいかな。
で、お水の質をクリアしたら、
まずはお湯を沸かしつつ、茶葉を量りましょう。
茶葉は、量ろう
最終的には、茶葉の量と抽出分数はお好み次第なので、
どのくらいがご自身にとってベストかを
トライ&エラーでやってみるのがいいですが、
まずはパッケージに書いてあったり、買うと付いてくる
淹れ方レクチャーのペーパーなどがあるかと思います。
プロが色々と試して、コレが一番美味しいってデータが
そこに書いてありますので、まずはその通りやってみましょ。
お好み以外にも、その時に使うお水の味、質などもありますので、
それが必ずしも絶対の正解とは限らないですが、
比較的美味しく淹れられる確率が高いデータのはず。
好みを追求したり、オリジナル技をかますのはその後。
まずは基本をおさえましょ。
また、茶さじや大さじとかで測ると適当なことになります。
茶葉の形状によっても重さって全然違うので。
ほうじ茶の茶葉と、球状の中国茶とか、
同じ茶さじ一杯でも重さは全然違いますよね。
超・プロなお茶の先生も、毎回キッチリ測ってますし、
台湾のお茶屋さんも「みんな、ちゃんと測ってー!
なんで茶葉だけ適当なのーッ!」て叫んでましたよ(笑)。
私は、他にも量りたいものがあるので、
今はこういった茶葉専用じゃないのを使ってますが、
先生がお茶専用のスケールを使ってるので、
買ってみちゃいました(笑)。
最近は色々あるみたいですね。
何を使ってもいいんですが、1回でもちゃんと量って、
こんなもんか~って分かったら、
次からはひとつまみでも何でもいいと思いますよ。
お茶屋さんはプロだから量ってるってのもあると思いますが、
逆を言えば、プロでも量るんですから。
いきなり目分量はけっこうキケンですよ(笑)。
自分が飲むだけならちょっとぐらい失敗しちゃった~でも
全然イイとは思いますけど、イイ茶葉を買った時くらいは
せっかくなら美味しく飲みたくない?
そのくらいの手間がなんでもなくなるくらい
美味しいお茶を日々飲みたくない?
さて、そうこうしている間に、
お湯が沸きましたか?
次は、湯温の調整をするといいですよ。
お湯の温度をコントロールする
味の好みは様々ですが、
割と苦みがあってスッキリ系が好きな方は高温のお湯で、
甘みが好きな方は低温のお湯で淹れるのがオススメ。
私はキレイなグリーンになるくらいの温度が好きです。
で、あまり高温だと、味も渋くなりますので、
ポットからコップなどに、
1回移すと10度くらい下がるよって技を使います。

基本的にお茶を美味しく淹れるポイントは、
お湯の温度。
あとは、茶葉の量と抽出分数ですから。
というか、そのくらいしかすることないから(笑)。
お湯を適温にする方法
私は、80度くらいで抽出するのが好きなので、
ポットから1回コップに入れて急須に入れます。
ポットからコップで90度にして、
コップから急須で80度にって感じです。
(時間は置かなくて大丈夫)
二煎目はもうちょっと高温がいいので、
ポットに残しておいたお湯から直接淹れて、
90度弱くらいかな~とか。
高温だと苦みが強くなりすぎたりする傾向があるものの、
ちょっとした苦みが欲しい時もありますよね。
例えば、和菓子とかに合わせる時は、
少しスッキリ苦みがあってもいいかな~とか。
そんな感じでシチュエーションによっても
淹れ方をちょっと変えたりもしますが、
ある程度慣れてしまえば
そんなに大変ではないかなって思いますし、
そのくらいの手間をかけても、
新茶を飲むことはおススメです。
新茶がおススメの理由
新茶って、茶の木の栄養の70-80%を持っています。
でね、茶葉がモッタイナイと思うのでしたら、
新茶は出がらしをポン酢で食べても美味しいですよ。
柔らかい新芽だから、無農薬栽培のモノなら全然食べられます。
といっても、何かにまぶすとあまり美味しそうには見えないので、
オススメはおひたしくらいかなって感じではあります。
また、ふりかけにする方もいらっしゃるようです。
しかも、お茶に含まれるテアニンという成分は、
脳にもとってもイイんです。
ただし、抽出温度が高いとテアニンは抽出されないので要注意。
また、テアニンが抽出されるくらいの湯温だと、
カフェインはそんなに抽出されません。
一旦冷ましてもお湯を入れただけなら、
そう洗い物が増えるわけでもなし、すぐ乾く。
湯呑みもあったまって一石二鳥ですから、
是非しっかりとお湯の温度を下げて、淹れてみてくださいね。
個人的には、水出し茶もとってもオススメです。
どちらかというと私は、割と水出しが多め。
水出ししておいて、温かいのが飲みたくなったら、
それをちょっと小鍋で温めてもいいですしね。
外人のほうが抹茶への評価が高いのは
とても誇らしいことではあります。
お茶にするのはすごく大変な作業もあるのに
あまり評価されずに安く買い叩かれるのはイヤだし、
しっかり価値を認められて評価されて高値がついて、
まっとうなお茶農家さんに正当な対価が支払われるのは
とてもイイことだと思うのですが、
お茶と共に生きてきた日本人としては
ちょっとムムッと思う部分でもあります。
身近すぎて日本人が価値を見くびってないかな?
という意味でね。
今のところは海外人気は抹茶に振れてるようですが、
だいぶ高く買ってくれる海外への輸出量が増えるのも
商売としては非常アタリマエだとは思いますしね。
まぁ大分商業主義に転んでしまって
あかんことになってるお茶農家さんも
多いという話はそこそこ聞いていますので
ちゃんと選んでね~! とは思いますが、
ただ、抹茶輸出用にばかり注力されてしまって、
日本で抹茶が買えなくなったり、
煎茶が出回らなくなってしまうのも困るので、
みんな、お茶を飲みましょ♪
ネクスト抹茶とか言って、
よもぎ茶を推されている場合ではない。
抹茶は抹茶、よもぎ茶はよもぎ茶よ。
それに、ビタミンサプリの常用よりも、
お茶を飲む習慣のほうがイイと思うのですよ。
栄養ドリンクを飲むより、お茶がイイと思うのですよ。
ジュースより、お茶がイイと思うのですよ。
抹茶は特に、飲み過ぎるとヤバイくらいには栄養価が高い。
淹れ方によってはちょっと負担になるレベルにね。
だから、茶杓ってそんなにすくえないデショ。
抹茶は茶葉ごといただくことになるので、このくらいで十分。
最近は茶筅不要で淹れられる抹茶も増えてて、
技術革新すごいな~って思いますし、
それが飲むキッカケとなるなら、それもアリ。
そりゃ本当は、栄養的には
ちゃんと茶筅でたてたほうがいいけど、
やってみる前に面倒くさくなるのは
機会損失になってしまうのでモッタイナイですし、
面倒くさくなってしまって飲まなくなるのもモッタイナイ。
悪いってわけじゃないし、全然アリアリ。
あと、抹茶をいただく前には
和菓子を食べておいたほうがいい。
だから和菓子派の方も是非お茶を淹れて、
合わせてお楽しみください。
旬カレに載せている毎月のスイーツと共にどうぞ♪
投稿者プロフィール

- 遠山志野
-
サンビオーズ・デ・タラン株式会社 取締役魔女(社長)
東京都世田谷区在住
魔女歴15年目。家系図では日本人、遺伝子はオランダ人約8割。前世は黄金の袈裟を着て歴史書を書いてた僧侶。個人のポテンシャルを最大限に活かすサポートが生業。
プロフィールの続きはこちらから
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