調味料の選び方とチェックポイント

自炊頻度に関わらず、最低限の調味料は買いますよね。

さすがにお塩もナイ家ってのは聞いたことないので、

何かしらは買うはず。

で、どれもこだわろうと思えばキリがありませんので、

最低限「ここはクリアしてね~」の

ファーストステップからお伝えします。

調味料を買う時には、チェックポイントをおさえて選ぶのが、ファーストステップ。

まずは、基本の「さしすせそ」+2種(日本酒・みりん)についてですかね。

調味料にこだわるのは上級テクニック!?

いえいえ。使いこなせる調味料が少なければ、

ひとつひとつにこだわったって大した金額にはなりませんし、

沢山の調味料をしっかり使いこなせるようなら、

それはそれで、元は取れるのではないでしょうか。

料理初心者には分不相応とか、ナイですよ。

もう少し料理が上手くなってから調味料にこだわります!

とか、ホント不要な決意です。

最初から、調味料にはある程度こだわらないと、

料理は上手くなりようがないです。

だって、マズイものを使ってたら、

アタリマエにマズイものしか作れないですよね(笑)。

同じく、自炊頻度が少ないなら、

多少高価な調味料でも少量使用だから、

冷蔵庫に保存しながら使っていただければ

問題はないでしょう。

自炊頻度が多ければ、イイものを食べる頻度が増えますから、

どちらにしても調味料にこだわることは、必須です。

食材は、全部に対してこだわるのは結構ハードルが高いし、

全部が全部こだわっていたら、食費もどんどん高くなっていきます。

なんですが、調味料は毎日/毎食のことですので

ちょっとだけでも、こだわったほうがいい。

ただ、今、既に使ってる調味料もありますよね。

その辺は、栄養価アップのちょい足しワザをしておくと、

日々、1ポイントでも栄養価が上がる×365日みたいな仕掛けが出来るので、

ちょい足しの知恵は、それはそれであるといいかなと思います。

しかも、基本的には買ってきた時に仕掛ければOKですしね。

で、それも忙しくて出来ないんじゃー! となれば、

ハナっから、すごくこだわって調味料を買ってください。

ちょい足しする時間をお金で買ってください(笑)。

基本的には、お値段は品質に比例します。

なにせ日々のことですから、

ひとつひとつはたった-1ポイントなものでも、×365日なんですよ。

醤油で-1、塩で-1ってなってたら、一食でもそこそこマイナスポイントがつきますよね。

よしんば、調理には塩しか使いませんという方でも、

食事の回数分なら、×365日×3回。

1年で約1095回分の差が生まれます。

プラスになったら約1095回分のプラスが積み重ねられるものが、

マイナスだと、約1095回分のマイナスが積み重なるんですよね。

つまり、調味料にこだわっていた人と全然こだわらなかった人、

1年後には、両者の間には、

約2390回くらいのポイント差がついていることになります。

1回1回、ひとつひとつは微々たる差でも、

食事は日々のことですから、累積すると結構な差ですよね。

そして、毎日食事をするのだから、一刻も早く始めたほうがイイに決まっているかと。

ただ、問題は、お値段が高いからイイとは限らないんですよね。

安くてイイモノは、それはそれでナイんですが、

高価だからイイモノとは限らないんです。

すごくイイモノよりも、少し安いモノを買ってイイモノにしていく、

ちょい足しの知恵というのは有料級の学びです。

日々の調味料をお得な価格で効率よくプラスにしたいなら、

そこの学びをケチらないほうがイイ。

一度知れば、ずっと使える知恵ですしね。

或いは、学びのお金と時間をケチるのであれば、

少し費用はかさんだとしても、

ちょい足し不要の美味しい調味料を買うとイイんじゃないかなと。

どちらにも投資せずで、プラスポイントを日々ゲットしようというのは、

それはクレクレちゃんが過ぎるというもの。

あとは、調味料のこだわり度や、

日頃足りてないかもな~って感じてる栄養素に応じて、

ちょい足し度を変えていいと思いますし、

そもそも味でハッキリ分かるほど、ちょい足しをする必要はないです。

ソレ、そもそも「ちょい」じゃない(笑)。

せっかくよくなるんだから「ちょい」で収まらずに、

たっぷり足しちゃう方も多いんですが、

大事なことは「ちょい」です。

多ければイイってこともないので、いきなり欲張らないこと。

有名な大企業の商品なら安心安全!?

まず、どの調味料でもそうですが、

基本は、同じところのばかりを買わないほうがいいです。

私もだいたい複数のところ(1品目2~3社)のものを、ローテーションしてます。

リンクを貼ってるような粒マスタードとソース系は、割と固定ですけどね。

たまに新しい商品も試すんですが、

なんとなくこの定番に戻って来ちゃう(笑)。

また、時期によって使うオススメの調味料も変わります。

例えば、お酢。

夏はお酢がオススメですが、冬は柑橘のほうがオススメだったりもします。

調味料にも「旬」ってあるんです。

ただ、まずはひとつお気に入りを見つけて、

ある程度の味覚基準と原材料を見る目を作ったら、

他にも冒険してみるとイイと思いますよ。

日本は、税制的にも新商品を優遇するので、

日々、次々と新しい商品やリニューアル商品が出てきますし、

同じメーカーでも味が変わったってことも、しょっちゅうあります。

ちなみに、消費者があまりにも「高い!」「安くしてくれー!」ばかり言うと、

イイモノは作られなくなっていきます。

だって、安くてイイモノは、ないから。

どのメーカーだって営利企業なんですから、

売れないモノを作ったってしょーがないんです。

求められるのが安いモノばかりになれば、イイモノは消えていきます。

だから、買い物は投票なのです。

大企業の商品を買う→売上が上がる、まではいいんですよ。

そこまでは、全然イイと思うのです。

大勢の雇用を生み出し、働いてくれてる方、ありがと~なんです。

ただ、大企業の場合、そこから政治献金やらパーティ券とか、

政治がくっついてくるからイヤなんですよね。

そうすると、更に政治が大企業への優遇政策ばかりをやって、

それが結果的に、地道に頑張ってくれている中小企業いじめになったりね。

私は、割とイイモノを作ろうとしてくれている中小企業を応援したいので、

TVや雑誌広告を出している大企業の調味料は、

基本的にはあまり買わないです。

それが購入の決め手の絶対条件ではないし、

そうはいっても良い商品すぎて愛用しているモノもありますけどね(笑)。

あと、全般的に調味料は、

瓶に入っているモノのほうがおススメですが、当然重いです。

なので、通販で買えるものは、通販がホントありがたい。

インターネットショッピング、万歳。

最低限、揃えるといい調味料とは

まずは、有名な「さしすせそ」ですよね。

さしすせそ

さ・・・砂糖

し・・・塩

す・・・酢

せ・・・しょうゆ

そ・・・味噌

和食しか作らないのであれば、これで十分だとは思います。

他に足すとしたら、酒・みりんくらいですね。

ですが最近、美容院で雑誌をパラパラめくっていたら、

調味料は「さしすせそ」の他に「ネオさしすせそ」なるものがあるそうで、

それらを指して「大人って多分魔法(使い)も揃えるといい」と言われているようです。

私は雑誌を見て初めて知りましたが、どこで言われてるんだろうな。

ネオさしすせそ

お・・・オイスターソース

と・・・豆板醤

な・・・ナンプラー

つ・・・粒マスタード

て・・・甜面醤

た・・・タバスコ

ぶ・・・ブラックペッパー

ま・・・マヨネーズ

ほ・・・ホワイトペッパー

う・・・ウスターソース

だそうです。

昨今は、料理も各国の料理を作る機会が増えていると思いますので、

割と納得のラインナップですけどね。

語呂合わせが必要かはさておき。

とはいえ家族構成的に、子どもがいたり、辛い物が苦手な人がいたら、

タバスコやら豆板醤辺りは使わないかな~と思うし、

例えば、甜面醬の市販品で、カラメル色素ナシのモノはなかなか入手困難。

あと、私は辛いものが好きなのですが、

タバスコは、おススメしないんですよね。

私がタバスコ代わりに常備しているのは、かんずりの雷ソース。

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私が気に入って買っているのは一番辛いヤツですが、

辛さ耐性レベル普通の母は、2滴でヒーヒー言ってますので、

いきなり一番辛いのにはいかないほうがいいかもしれない。

あと、そもそも中華料理を作らなかったら

ただでさえ選ぶのが難しい豆板醤や甜面醤は不要ですし(笑)、

「ネオさしすせそ」に関しては

お好みや食事のスタイルに合わせて揃えていただくといいかなと。

味噌

お味噌とヒトクチに言っても、米味噌・麦味噌・白味噌・豆味噌・八丁味噌などなど

色々なお味噌がありまして、それに地域性なども加わるとキリがないんですが、

オーソドックスなお味噌っていうと「米味噌」かなとは思います。

でもって、米味噌ってだけでも多種多様すぎて、

好みのドストライクなモノを探すだけでも一生かかりそうですが、

まずは、酒精が入っていないモノを選んでください。

米味噌を選ぶチェックポイントは
原材料が「大豆・米麹・塩」だけで作られたもの

発酵してるんだから、それ以外のものは基本的に必要ない。

んですが、いつ作られていつ売れるか分からない店頭陳列商品は、

発酵し続けたら品質が一定に保てなくてNGなので、酒精が入りがち。

つまり、発酵がストップしちゃってるので、それは味噌風の何かです。

醤油

お醤油選びのファーストステップも、

まず原材料チェックから。

醤油を選ぶチェックポイントは
原材料が「大豆・塩・小麦」だけで作られたもの

その次にこだわるのは、原材料それぞれの産地ですね。

国産ってだけじゃなくて、どの県かくらいは書いてほしいもの。

大豆はもちろん「丸大豆」ですね。

大手メーカーの醤油は、よくここに「脱脂加工大豆」とか書いてます。

つまり「大豆の搾りカス」です。

この醤油を使われると、カスカスした味にしかならなくなるので、

ヒトクチ食べたらすぐに分かります。

とはいえ、搾りカスを使ってたら、

材料が大豆・塩・小麦だけでは美味しい醤油は作れませんから、

入ってる材料が、大豆・塩・小麦だけのモノ ってことにこだわっていれば、

大丈夫かなと思います。

ちなみに、アルコールが添加されてしまっている醤油には、

私はちょい足しをしますね。

結構こだわってても、アルコールが添加されているモノは多いので、

買っている醤油の裏のラベルをチェックしてみてくださいね。

お酢も、米酢・穀物酢・りんご酢・バルサミコ酢を始め、

本当に色んな種類がありますが、

まず色々なレシピに使われる一番ベーシックなのは「米酢」ですね。

お酢のツンとしたのが苦手な方は「むぎ酢」辺りも使いやすいです。

米酢(むぎ酢)

お酢を選ぶ時のファーストステップは、

「アルコール添加されていない」モノ

お酢を選ぶチェックポイントは
原材料が「○○酢」の「○○」だけで作られたもの

原材料は、米酢なら「米」オンリー、麦酢なら「麦」オンリー。

次にこだわるなら、「静置発酵」のモノがオススメではあります。

ですが、必要最低条件はアルコール添加ナシのモノで、

静置発酵は選べたらでイイですよ。

その辺りは色々とやりようはあるので。

お酢は、男性は割と苦手な方も多くて、

それにはちゃんと理由もあるので無理強いする必要はナイのですが、

女性にはおススメポイントがいっぱいある調味料です。

特にいつまでも若々しくいたい女性には、オススメポイントしかない(笑)。

なので、ちょっと無理めに高いお酢を買って、

もったいない病を発病して、たまにしか使わなくなるよりも、

そこまで無理をしない価格帯のものを買って、

特に夏は、ガンガン使ったほうがよろしいかと。

なんですが、アルコールが添加されているモノは、

それはやりようがないので、買わなくてイイかなってヤツです。

糖類もオススメはしないので、やはり原材料はシンプル イズ ベスト。

あと、合わせ酢・すし酢・三杯酢などは米酢や麦酢があれば作れちゃうので、

よほど品質にこだわれる人以外は買わなくていいんじゃないかなと思いますが、

バルサミコ酢・黒酢は、米酢や麦酢で代用するのはちょっと厳しいかなと思うので、

メニューレパートリーが増えたら、揃えるといい調味料ですね。

赤ワイン酢をめっちゃ煮詰めてバルサミコ酢風には出来るけど、買ったほうが早い(笑)。

確かに赤ワイン酢のほうが、一見全然安いんですけど、

煮詰めたら少量になるから、結果的にあまり変わらないんじゃないかなって。

バルサミコ酢

バルサミコ酢は、モノにもよるけど、基本は値段に比例します。

お肉との相性が大変よいので、肉料理にとっても使いやすいんですが、

高いのをドバドバ使うと、使用頻度によってはなかなか家計に響くと思いますので、

グレードと値段等々、うまく選んで使い分けるといいですね。

ファーストステップ&日常的に使いやすいのは、こんな感じかなと。

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日常的には使いやすいさらりとしたタイプの赤バルサミコ酢があると、

ソースやドレッシング系の割とどちらにもイケますね。

ただし、ソースなどに使う時は少し煮詰めることをおススメします。

なので、イチイチ煮詰めるのは面倒くさいって方は、いきなり3金を買うのもアリ。

トロミがある熟成タイプです。

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半量で同じくらいの価格ですね。

2金を煮詰めたら半分くらいの量になるだろうし、

+煮詰める手間って考えると、

ソース的な使い方が多い場合は、いきなりの3金でもアリかなと。

トロミのある熟成タイプでも、サラダ系にも使えます。

上からかけるというよりはプレートに垂らしておくほうが、

見た目的にはオススメですけどね。

ただ、ドレッシングなどに使う場合は、

赤よりも白バルサミコ酢のほうが、個人的にはおススメです。

ざっくり分けると、魚介・野菜は白、肉は赤を使うことが多いかなって感じですね。

もちろん例外はありますけどね。

白ワイン酢使用って書いてあるレシピにも、白バルサミコ酢は使えます。

少し割高だけど、そこまで頻出でなければそれもアリですね。

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もうちょっと甘みが欲しい時は、こちらを使ったりも。

こだわり始めるとバルサミコ酢も、キリがないです。

私がとっても気に入ってる黒バルサミコ酢は、6,000円台だったかな。

もはや赤でもなく黒(笑)。

いやぁ、ホント日本の米酢とか麦酢って、

ちょっとくらいこだわっても安くてありがたい(笑)。

バルサミコ酢は、赤白両方を買うなら3金クラスの赤と白、

そこまで使いこなせるかわからないし、

とりあえず赤バルサミコ酢だけでコト足りるわ~って場合は、

2金クラスのを買うといいかなと思います。

黒酢

黒酢は大別すると、「日本の黒酢」と「中国の黒酢」があるんですが、

正直、日本の黒酢は、特に買わなくていいかなって思います。

いやまぁどうしても買いたくて、収納場所もあるなら止めませんが、

米酢で代用可能な範囲のものがほとんどかと。

料理が全体的に黒くなるし。

はじめっから黒い前提の黒酢酢豚や黒酢肉団子は、

美味しそうなんですけど、それは中国の黒酢やんってなってます。

中国の黒酢は、さすがに代用が効くものもないし、

味に特徴がありすぎるので、中華料理を頻繁にやる&食べるなら、

中国の黒酢は、買うしかないかなってところですね。

黒酢酢豚や酸辣湯、小籠包辺りにはマストアイテムですね~!

で、オーソドックスなのは、鎮江黒酢(鎮江香醋)かなと。

だいたい中華料理のレシピで「黒酢」って書いてある場合は、

コレを使ってることが多いんじゃないかなと思います。

レギュラーサイズを使いこなせるか自信のない方へは、

小瓶(155ml)もありますので、小瓶を見かけたら買っておくといいかなって思います。

通販で小瓶だけをポロリっと買ったら、送料が高くつきすぎかなって思いますので

小瓶は、店頭で見かけたらでいいんじゃないかなと思いますが、

何かついでがあればアリですね。

料理酒

料理用の日本酒は、

「純米酒」ならなんでもいい

と思います。

私がアルコールダメだから、雑に言っているわけではなく(笑)。

料理用の日本酒は、塩が入ります。

後述しますが、その塩が『精製塩』じゃないか問題があるので、

純米酒以外は、あまりおススメしないのです。

ただ、アルコールを完全に飛ばさないと味見も出来ないので、

正直、私には細かい味の違いは分かりません(笑)。

なので、

日本酒選びのファーストステップは
米と麹のみで作られた純米酒

であれば、イイと思います。

若かりし頃、飲食店でバイトをしていた時、

日本酒のラインナップにも相当こだわっているお店で、

利き酒みたいなことをやってみて一番好きだったのが八海山だったので、

なんとなくあの辺りで作られた純米酒を買っています。

1.8L(瓶は重いから紙パック)で、1,800円くらいの価格帯です。

ワインは、そのまま飲んでも美味しいモノがいいと言われます。

が、繰り返しますが、アルコールは1滴も飲めないので、

私には、ぶっちゃけ味の違いは分からないです。

のんべー軍団に言わせると、とあるスーパーのワインコーナーは

基本的にハズレがナイそうなので、

私は、そこで1本1,000円前後くらいのを買っていたりします。

みりん

みりんは、必ず原材料を見てくださいね。

アルコールや糖類入りはNGだし、みりん風調味料は論外です。

みりんの選びのファーストステップは
原材料が「もち米・米麹・焼酎」オンリーのもの

で、少しこだわると、どんどん甘みが強くて、濃厚なみりんになることが多いです。

いわゆる「三河味醂系」と言われるモノですね。

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杉浦味醂さんも3年熟成のモノはあるんだけど、

正直、1年モノのほうが使いやすかったです(笑)。

更にもっと熟成させていくと、こういうのもあります。

個人的には、もはやキッチンドランカー用じゃなかろうかと思うけど(笑)。

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こういうのを使う時は、レシピに指定された量のみりんを入れると

甘くなりすぎることもあります。

みりんの甘さはかなり商品差があります。

なので、そのレシピを作った方が、

どんなみりんを使ってレシピを出しているのかを確認したほうが

味のブレが起きにくくてイイんじゃないかなと思います。

あと、私のようにアルコールNGな人は、

みりんもしっかり煮切らないといけないので、

この辺りの濃厚なのは、煮切るとオリが出やすいし、

アルコールが完全に飛ぶ頃には、ほぼ半量になるのが難点ですね。

お塩は、まず『天然塩』と『精製塩』に大別できますが、

おススメは『天然塩』です。

天然塩

ただし、商品名に天然塩って書いてあれば、天然塩デスヨ~!

というわけじゃナイのが、要注意ポイントです。

それは、ただの商品名(笑)。

細かくはめちゃくちゃ色々あるし、これまた沼に底がないんですが、

まず、『天然塩』かどうかを見分けるファーストポイントは、製法です。

製法は「天日」とだけ書いてあるモノが、圧倒的におススメなんですが、

歴史的諸事情等々 色々とありまして、

国産で、製法が「天日」のみっていうモノは、とても少ないのです。

今のところほとんどナイと思っていただいていいかなって思います。

ゼロではないし、どんどん新規参入もしているので、

もし見かけたら買うといいと思いますが、日常使いするには少し高価かなと。

なので、特許製法のぬちまーすのような例外もありますが、

現時点では、国産のお塩に関しては、製法が「天日」「平釜」のみのモノなら

私的には『天然塩』として購入検討範囲内だなと思っています。

お塩の選び方は、ホントに味の好みと、

あと、意外と大事なのが、使い勝手です。

あと、もし機会があったら、試してみていただきたいのは、

ご自身の遺伝子が通ってきたルートにある産地の塩ですね。

ただもうそうなると、ホントーーーに、人によります。

お塩は、合う/合わないも、適正量も、ホントに人それぞれです。

なんなら同じ人でも、その日にかいた汗の量によって必要量が変わります。

例え、毎日同じ活動量だとしても季節や気圧などによっても必要量が変わります。

体調によっても、前に何を食べたかによっても、欲する塩分量って変わります。

同じ人だって日によって違うくらいなんだから、

お塩にこだわり始めると、どんどん沼ります(笑)。

これぞ、底なし沼かっていうくらい。

しかも、ミネラル含有量が多ければいいというものでもありません。

それって添加物じゃないのか? ってツッコミをしたくなるものもチラホラと。

なので、ミネラル数値は参考程度でいいんじゃないかなと思います。

オーバースペックになっちゃってる方も、結構いらっしゃいますしね。

定説では、食材に対して0.8%濃度の塩味が美味しいと言われていますが、

本当に個人差/コンディション差がありますので、

それは参考にするといい指標って感じです。

研究やら科学だけで押しつけるのなら、機械に作らせるほうがいいですよ。

かといって、定説から大きく逸脱すると、ゲロマズ料理を作りかねませんので、

それはそれで要注意(笑)。

後から塩味を薄くしていくほうが難しいので、

一応、0.8%辺りを狙いつつ最初は少し控えめにしておいて、

あとは、味見をしながら足すほうがおススメです。

また、日々活動量が違う子どもや肉体労働に従事されてる方には、

卓上に、美味しい『自然塩』を用意しておいてあげるのも親切かなと思います。

で、これは『自然塩』の場合に限ります。

ちなみに、私はどんな場合でも『精製塩』の使用をオススメすることはナイです。

そして、今まで日常的に『精製塩』を摂っていたとしたら、

一旦、塩のデトックスをしたほうがいいんじゃないかなと思います。

精製塩

一時期、減塩ブームってありましたけど(今もあるのかな?)

確かに『精製塩』を使う場合は、減塩も必要かもね~と思います。

お塩を買う時に、製法をチェックすることは必須なので、

家で使ってるお塩に関しては、選んで買えば問題なくなると思うのですが、

外食チェーン店や塩漬けになってるような加工品だと、

正直どんなお塩を使っているかわからないですよね。

とはいえその時は、何日間かかけて、

或いは何食かでうまくバランスをとるといいと思います。

別に一食やそこらでイチイチ目くじらを立てる必要はない。

ただ、塩を使った加工品の登場回数が多くて、

家のお塩も『精製塩』となるとやはり塩分過多になりやすいので、

その場合は、家のお塩をまず『天然塩』に変えるとイイと思います。

砂糖

砂糖は、『白い砂糖』と『茶色い砂糖』を見かけるのではないかなと思います。

砂糖に関しても、どういうを求めて、

何をどう使うかの、目的に合わせた組み合わせが大事。

白い砂糖

で、基本的には、白い砂糖をシロートが料理に使うことはオススメしないです。

というか、お菓子をよく作るんじゃなければ、

日常的な家庭料理で、そんなに強烈で純粋な甘さのみを求めるケースは、

そんなにないんじゃないかな。

茶色い砂糖

で、「茶色い砂糖の中でどれがイイか?」って言われると、

舐めてみて美味しいと思うのがイイと思いますよ~って話ですし、

それによってレシピの配合なども変わりますから、

使う砂糖によって塩梅を変えてねって話でもあります。

例えば『黒糖』は、一番ミネラルが豊富ですが、

その分クセも強いので、中級レベル以上の方向けかな。

普段の料理に使う砂糖は、『きび糖』系『てんさい糖』辺りが

一番使いやすいんじゃないかな~って、個人的には思います。

これは、割とどちらも料理には合わせやすい砂糖かと。

ちなみに、私がメインで使っているのは『洗双糖』です。

厳密には、『洗双糖』と『きび糖』は原材料は一緒なんですが、製法が違います。

それに伴って、『洗双糖』のほうがクセが弱くて、『きび糖』のほうがちょっとクセがあります。

再三言っているように、そこはもうお好みでどうぞ~! なのです。

砂糖のクセって、人によってはコクと感じるかもしれないんですが、

私はそんなに甘党ではないので、

砂糖のクセが強いと、クドく感じてしまうんですね。

なので、加熱用の砂糖としては、『洗双糖』をメインで使ってます。

胡椒

胡椒は、どこのがどうイイというよりは、

ファーストステップとしては、

ミルで挽くタイプ(つまり粒)がおススメと言われるかと。

確かに風味が全然違いますので、それはその通りだなと思います。

なんですが、白胡椒に関しては、加熱時に使うことも多いので、

どちらかをパウダータイプにするなら、

白胡椒のパウダーはまだアリかなとは、個人的には思っています。

ミルで挽いたものだと結構荒くて、粒感がクチに残ることもありますしね。

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そして、電動のミルはやたらとデカイ。重い。なんだかよく止まる(笑)。

そんなわけで、電動ミルも何回か買ったけど、挫折しました。

何か設定ミスってるのかな。

で、我が家には黒用の手動ミル、白用の手動ミルのどちらもあるんですが、

なんなら、台湾胡椒用にプジョーの小さいミルもあるんですが、

手動ミルを手でゴリゴリやるのは、両手を使うんですよね~。

調理中に両手を使って、湯気の上で胡椒をゴリゴリとやるのは、

詰まりの元にもなるし、ちょっとしたストレスを感じることも。

なので、割とお手軽な白胡椒パウダーを使いがち(笑)。

朝岡さんのは、結構風味もいいですしね。

ちなみに、仕上げにかける黒胡椒は、粒で買って、

使う時にミルで挽くのがおススメです。

で、黒胡椒の風味は生産地にもよりますから、

黒胡椒の味にこだわるなら、まずチェックするのは産地ですね。

ただし、黒胡椒には、ちょい足しがおススメ。

というのは、胡椒って戦闘力アップのスパイスなのです。

言い方を変えれば、キレやすくなるとも言えるので、

あまり、なんでもかんでも塩&コショーっていうのはやめたほうがいい。

ただ、それでも使用頻度はそれなりにありますし、

団塊世代の両親は使いたがるので、ちょい足しはしてます。

マヨネーズ

私は、化学調味料(アミノ酸等)入りのものは買わないです。

原材料が極力シンプルなものがおススメです。

以前、GARDENで売っていたオリジナルのセイアグリーマヨネーズは、

確か原材料が「なたね油・卵・りんご酢・塩」のみで、

味も美味しくてすごくよかったんですが、製造停止してしまいました。

でっかい瓶入りなのが不評だったのかな。

さすがに、なかなか原材料がそれだけっていう市販のマヨネーズは、

今は少ないんじゃないかな~と思いますが、

スーパーでも比較的見かけるのは、松田のマヨネーズですかね。

辛口・甘口とあるんですが、私は辛口派。

ちょっと代替わりをしてからの情報はイマイチつかめてないんで、

状況は変わるかもしれないんですけどね。

今は、色んなところからマヨネーズが出ていますから、

なるべくシンプルな材料のものを選んで買うといいと思います。

なんだかんだとマヨネーズを買う機会ってそこそこあるんじゃないかなと思うので、

買いやすいことも大事なポイントかなと思います。

ケチャップ

これもまず、化学調味料(アミノ酸等)入りは買わないです。

ただ、割とトマトの旨みや糖類の甘みなどが入るので、

そんなに化学調味料入りのものはないんじゃないかなーと思うのですが、

買う時には、一応ちゃんと原材料は見てくださいね。

その時のチェックポイントは、

トマトケチャップには、甘みが必ず入りますから、

ちゃんと砂糖を使っているもの

果糖ブドウ糖液糖とかが入っていたら、そっと棚に戻します。

ただ、それだけじゃなく、私は割と色んな理由から

トマトといえば~な最大手企業の商品は、極力買わないですね。

トマトケチャップの品質がどうこうというよりも、

会社全体として推進していることがイヤなので。

ソレがイイことだと思っているなら、私とは合わないし、

よくないと思いつつやってるなら、それもそれで私は賛同しません。

なんですが、そこのトマトは、どこからともなく食べてると思います。

そのくらい世界中のトマト製品のシェア、ほとんどを占めています。

そういう時は、シェア率さすがだな~と思って、有難くいただきます。

あと私は、瓶のケチャップの時は、あらかじめちょい足しをしてます。

チューブタイプの時は、後でちょい足しをしたり、忘れたり(笑)。色々。

オイスターソース

基本的には、原材料が広島産(瀬戸内)の牡蠣を使っていて、

化学調味料などの添加物が極力入らないものを選んでます。

牡蠣の産地を選ぶと大分限られてしまうので、

ファーストステップは、よく知らない原材料が入らないもの

で、次のチェックポイントは、瀬戸内の牡蠣で作られているものですね。

この、カルディでも売ってるメガシェフのオイスターソースも、

原材料は「かき・砂糖・食塩・コーンスターチ」です。

比較的シンプルな材料で作られているものは、

他にも探せばちょこちょこあるんですが、

私は牡蠣が苦手なので、あまり牡蠣が全面に出すぎていると、

それはそれで苦手だったりします(笑)。

そんなこんなで、色々試してはみたんですが、

牡蠣が苦手な私には、純粋なオイスターエキスは無理でした。

かといって、和食っぽすぎるオイスターソースは、中華の時に物足りない。

メガシェフでギリギリかな~ってくらいなのです。

という、最後は味の好みだよね! を重視した結果、

私は、もうちょっとマイルドな、

広島産の牡蠣使用で、化学調味料などが入らないオイスターソースに、

あるものをちょい足しして使ってます。

ソース

中濃系のソースは、ちょい足しをしないで、イイのを買ってます。

両親が肉屋でコロッケだのメンチカツだのをよく買ってくるので、

揚げ物にソースをよく使うんです。

しかも4人分となると、1回に使う量が多いので、

気が付くとソースがなくなってるんですよね。

なので、ちょい足ししてる間がないことも多いので、

美味しくてイイのを買って、

なくなったら、ハイ次!

って感じです。

我が家はそんなペースなので、買い置きも必須(笑)。

そういえば「ネオさしすせそ」では、何故かウスターソース指定でしたね。

焼きそばのソースなどにも使えるし、

ミートソースの隠し味や、デミグラス系のソースなどにも使えるから、

ウスターソースも、あると便利かなと思います。

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ところでウスターソースとは、そもそもリーペリンのことですよね?

リーペリンのも割とスーパーで買えますから、いいんじゃないかなと。

〇〇エキス入りのウスターソースとか、いらないから。

粒マスタード

最後は「ネオさしすせそ」にも入っていた粒マスタード。

そんなに粒マスタード使うかな? ってちょっと意外には思いましたが、

よく考えたら、ソーセージはもちろん、ポトフやらにも使うし、

ステーキなどに添えたり、ポテトサラダに入れたりもするので、

我が家でも使用頻度は高かった(笑)。

で、粒マスタードのおススメは、ポメリーです。

ウスターソースってリーペリンのことじゃないの?

というのと同じレベルで、

粒マスタードって言えばポメリーでしょって思ってます。

タルタルーガ
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言うても粒マスタードって、

ソーセージの時に一番使うんじゃないかな~って思いますが、

ポメリーの粒マスタードを使って不味く感じるなら、

そのソーセージが悪いんじゃないかなってくらい、

伝統製法ありがとう! な ん で す が、

難点がいくつかあります。

まず、あけにくいんです。

なんといっても、ロウで封印されてますから、

最初はどうしたもんかと思って妖精サンがやってくれるのを待ちたくなりますが、

残念ながら、ウチにはポメリーをあけてくれる妖精サンはいないのです。

で、ロウ部分はナイフをあてればポロポロと外せますから、

適当にロウを削って、コルクと瓶の隙間にナイフ的なものを入れて

ぐるっと一周させてあけるのが、結局、おススメの方法かなと。

あと、デカイのしかないから、重いんですよね。

開封後、冷蔵庫の中で邪魔なんだよね~と思っていたら、

紀ノ国屋で小さいの(100g)を見つけましたー!

しかも、シリコンキャップなので、難点すべてクリア!

ありがたい~~~!

ただ、ネットでは売ってないみたいですね。

今のところ、検索しても出て来ないです。

開封後は、しっかり密閉して冷蔵庫にしまっておけば、

粒マスタードなんてそうそう悪くなるものでもないですし、

なんだかんだと気が付いたら500gくらい使うんですけど、

紀ノ国屋で100gの小さいのを5回買うほうが、

多少割高ではあっても使いやすいよ~って思います(笑)。

小さい店舗だと取り扱いがないかもしれませんけどね。

あと、油に関しては別記事でたっぷり語っているので、

興味のある方は、よろしかったらそちらの記事をご覧ください。

油と脂とあぶら
記事はこちら

おススメの商品情報は、割と頻繁に増えたり減ったりする為、

ブログ記事内にはメンテナンスが追いつかないので載せていませんが、

私の楽天ROOMはちょこちょこ整備をしてます。

タイムラグはありますが、お買い物マラソンの時とかには整備していたり、いなかったり。

まじょの楽天ROOM

楽天では買えないお気に入りたちも結構あるので、

ROOMだけでは完結しないですけどね。

本当のリアルタイムのおススメ情報や、

割とよくある楽天の取り扱いがないものは、

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投稿者プロフィール

魔女
魔女遠山志野
サンビオーズ・デ・タラン株式会社 取締役魔女(社長)
東京都世田谷区在住

魔女歴15年目。家系図では日本人、遺伝子はオランダ人約8割。前世は黄金の袈裟を着て歴史書を書いてた僧侶。個人のポテンシャルを最大限に活かすサポートが生業。

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