ホームパーティとおもたせの心得【初心者向け】

ちょっと世の中が落ち着きをとりもどした感のある2022年12月25日。

久しぶりに友人宅へホームパーティに行ったんですが、

ホームパーティっていいですよね~。

最近、ホームパーティのことを「ホムパ」って略すことを知りました。

美味しゅうございました

私は、基本的にはプロ(お店)に頼ろう派なんですが(笑)、

居心地のいい家で、気の置けない人たちとそんなに時間を気にせず、

色んな話をするっていうのも、やはりいいものだな~と再認識。

個人的には、テキスト通りのテーブルコーディネートされているような

かなりキッチリした雰囲気のホームパーティなら、

ちゃんとしたお店に食べに行くほうがいいかなって思うんですね(笑)。

それは昔、いくつかのそういうレッスンにも行ってみた上でそう思いました。

ただ、適度に寛ぎつつ楽しいっていうのは、

ホームパーティの醍醐味かなって思いますので、

基本的に私が行くのは、あまり気張る必要はないタイプの

カジュアルなホームパーティばかりですが、

それでも、運営する側にも参加する側にも、

楽しむコツは、ちゃんとありますよ~という話です。

ホームパーティを開催する上で大事なこと

まず大事なことは、テーマを決めることです。

これが、意外なほど大事。

いきなり、ただの名もなきホームパーティにはしないほうがいい。

ホームパーティのテーマが決まると、自ずと声をかける人も決まります。

こういうテーマだから声かけました/かけませんでしたって結構大事で。

呼べる人数には限りがあるし、声をかけるメンバーって意外と悩むので、

テーマがあることで、それがグッと楽になります。

テーマには、意味とか意義とかも、高尚なものは、別にいらないです。

昔々、ヅカファンだった頃、

「カルピスバターを食べ(ながら宝塚の公演ビデオなどを鑑賞す)る会」がありました。

途中からは、カルピスバターは消え「食う会」となっておりましたが(笑)、

最初はそんなコンセプトでのスタートでした。

なんでカルピスバターなのかってのは、公演とは全然関係なくて、

当時はカルピスバターが貴重だったんですよね。

こじつけですらないんですが、面白かったからアリアリ。

そんなテーマ設定もアリですし、

定例化していくうちにテーマがどっかへ行っちゃうのはアリだけど、

最初は、テーマがあったほうがいいです。

そんな感じで、ただ「ホームパーティやります!」よりも、

テーマ性を持たせたり、方向付けをすると、色々とやりやすいんです。

その最たるものは、クリスマス・ホームパーティですよね。

大人だけなら、そこまでクリスマス・クリスマスしなくてもいいとは思うんですが、

招く側だったら、花はポインセチア辺りを買っておこうかなとか、

リースを飾っておこうかなとか、

ピックはクリスマスモチーフのを買っておこうかなとか、

音楽は、クリスマス系かジャズ系か・・・そのくらいで十分雰囲気出ます。

お呼ばれする側としても、クリスマスパーティなら、

和菓子を持っていくのはちょっと違うな~とかって的を絞りやすくなりますし、

割とゲストに初めましてさんが多い場合は、

「クリスマスパーティだから、赤をどこかに身につけて来てね~」など、

ドレスコードなどもあると話題のきっかけになりやすく、オススメです。

おもてなしする側(ホスト/ホステス)のコツ

ウェルカムドリンク

寒い季節にやりがちですが、

ウェルカムドリンクは年間を通して、ホットよりもアイスがおススメです。

冬で外が寒いから~と言っても、歩いて来るか車だろうし、

家の中は暖かいし、だいたいの場合、喉も乾いてますからね。

とはいえ、お湯はあらかじめ沸かしておくといいですけども。

酒豪でも、どこかでお茶を飲むようなタイミングはやってくることが多いです。

あと、誰のどのコップか分からなくなるので、

ワインマーカー(グラスマーカー)はあったほうがいいかなと思います。

万が一、グラスに傷をつけちゃったりするとな~ってことで、

意外とゲストの判断ではマーカーを付けづらいので、

ホスト側が用意してあげるのが親切ではあります。

検索してみると分かる通り、リングタイプのピアスやシールでも代用出来ますけどね。

あとは、マステを貼ってもらうとかもアリですね。

グラスマーカーの必要度は、パーティ開催頻度によるかなと思います。

食べ物編

私がこういうことを勉強してた当時はあまりなかったんで、

先生方に言われたことはなかったんですが、

最近は、まず「アレルギーの有無」を確認してください。

アレルギーの確認を

ホント~に、大人も子どももアレルギー持ちが増えてます。

それについても色々言いたいことはあるけども(笑)、

アレルギーは下手をすると命に関わるので、必ず確認してくださいね。

でね、正直、アレルギーを持ってない素人が、

アレルギーのことまで気を配るのは難しいです。

プロだってなかなか難しいですよ。

以前、お店の予約時にアレルギーのことは伝えていたんですが、

卵・乳アレルギーの子どもに、バターを塗ったパンに乗せた前菜を

出してきちゃったことがありますからね。

お母さんがピンときて、「コレ、バター塗ってませんか?」って食べる前に確認して、

「あ、塗ってます」ってことで、食べる前に分かったんで問題なかったんですが、

バター=乳とかってのは、結構忘れられがちなんだそうです。

おそらくそこのシェフは、アレルギー持ちではなかったし、

今ほど多くなかったから、対応に慣れてなかったんだろうな~と。

あとは例えば、小麦や豆のアレルギーだったら、お醤油もダメですからね。

今はアレルギー持ちの方がめっちゃ多くて、

プロはアレルギー対応にも慣れてきてますから、

私なら、アレルギーをお持ちの方は、お店で会いましょう! にするな(笑)。

万が一うっかりアレルギー食材が入ってて、気道が腫れたりして、

呼吸が出来なくなったら死ぬので、ホントにシャレにならないんですよ。

前菜

軽くつまんでおけるものをあらかじめ数点作っておくと思うのですが、

水分があまり出ないレシピの前菜が、オススメです。

くらサロで、期間限定でレシピ紹介していたようなヤツですね~。

前日に作るほうが味も馴染んでよくなるっていうメニューがオススメ。

ピックもの

色々と用意出来るまで、ピックでつまんでもらえるようなのがオススメですが、

そんなに凝らなくても、オリーブの塩漬けとかでも結構十分だったりしますよ。

ただ、ピックはちょっと長めのもの(少なくとも8cm以上)が人数分あるといいです。

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ピックだけ置いておくってのもちょっとマヌケなので、

指して出すものもあるといいかなって。←優先度はピックのほうが高いのかっていうw

指すのは、オリーブでもプチトマトでもチーズでも、なんでもいいと思います。

そして、このアミューズピックは、定番モノと、季節/イベントモノがあると、

季節感や雰囲気を演出しやすいですよ。

なので、あまり(柄を)揃えすぎなくてもいいかなと思います。

例えば、渦巻きのピックとかもかわいいんですけど、

あまり個性的だと、印象に残りすぎることも(笑)。

あとは、和洋折衷、、、何料理の時でも使えるのがイイですよ~!

なので、定番を買っておいて~の、+季節モノがオススメです。

季節モノは、プラや竹などの使い捨てでいいと思います。

防災アイテムとしても、使い捨て出来るのがあるといいですしね。

そして、定番のほうは、日常的にもガンガン使えばいいと思います。

アミューズスプーンもの

それと、ちょっとオシャレなれんげに乗せるタイプの前菜もあるといいですね。

アミューズスプーンと言うんですが、取りやすいんですよ。

個人的にはスガハラのなんてオシャレでいいな~って思ってますが、

色々なタイプのものがあります。

お寿司のハランみたいな感じで(笑)、グリーンはオススメですね。

こういうのがあると、例えばボイルしておいた海老に、

ちょっとしたソースをかけておくだけでもオシャレになります。

だいたいのアミューズスプーンは底があるので、

そのままスプーンとして使うのはあまりオススメしませんが、

ソースものなのに取り皿があまり汚れないという、

実は、ホームパーティの時にはとても大きいメリットがあります。

アミューズスプーンがなかったらチコリなどでの代用も可ですが、

その時にチコリが売ってるかどうかは分からない・・・

また、アミューズスプーンの上にチコリを乗せるのもオススメです。

高台の器に盛りつけるもの

あとは、高さがある食器をポイントで使うと、一気に食卓が格上げします。

コレはパーティに限らないですけどね~~~!

そして、洗いやすいって大事。

クチが小さくて洗いにくいと、少なくとも日常的に使うのは億劫になります。

でも、日常的にも食卓を格上げするのは、大変オススメです。

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買ってきたポテトサラダでもキャロットラペでも、

作り置きのラタトゥイユでも、こういうのに入ってるとオシャレに見えますよ(笑)。

ピクルス辺りも、何種類か買って混ぜて盛り付けてもいいですね。

あ、ミックスになってるピクルスより自分でミックスするほうが、

栄養価的には全然オススメです。

明太子やチャンジャだって、こういうのに盛ればオシャレに(笑)。

和食だったらプチトマトを出汁に浸しておいたのだったり、

アボカドをざくっと混ぜたようなサラダもアリだし、

オシャレに見える度と汎用性は、高いです。

前菜のタイミングって、ホストもまだ色々とバタバタしているし、

ゲストもまだ様子見というか、エンジンがかかってないものなんです。

エンジンがかかってくるとお代わりをガンガンしてくるタイプの方も、

やっぱり最初は様子を見てますよ。

参加メンバーの顔ぶれに慣れてくれば問題にならなくなっていきますが、

最初から「お好きなだけ取り分けてね~」は、

ゲスト心理からすると、結構やりづらいんです。

なので、いきなり大皿の前菜を取り分けるよりも、

1人分になってるのをサッと取るだけのほうが心理的に取りやすいですし、

ホストにとっても手がかからず、両者にとってオススメです。

基本的には、盛り付けスキルがあれば、1人ずつの前菜プレートみたいにするのも手ですが、

そのままピックでひょいっと取り皿に盛ってくればいいもの、

アミューズスプーンに乗せるもの、高台な器に乗せておくものの3種類くらい用意して、

テーブルにそれぞれまとめて置いておいて、

自由にご自分で手元に取ってもらうといいと思います。

好き嫌いもありますしね。

あと、彩りに使えるのは、ブルーベリー。

ブルーベリーをちょこちょこ散らすと、なんとなく格上げするんですよね。

冷凍のもアリアリ

前菜やデザートの彩り、どちらにも向いてますので、

日常使いにもオススメですから、常備しておいてちょこちょこ使い慣れておくといいですし、

パーティ前には買っておくとイイ食材です。

メイン料理

得意料理で、オーブン料理があったらやるといいですね。

お肉だったらグリル系の料理か、煮込み系か。

お魚だったらアクアパッツァとか、グラタン系か。

2023年現在、素人は、生の魚介にはあまり手を出さないほうがいいと思いますので、

お肉と魚のどちらも出したいような場合は、

メインにアクアパッツァ的なものをもってくるのは、オススメです。

以前は、カルパッチョとかもホムパ定番の前菜だったんですけどね・・・

コンロはどちらかというと、ホットスナックの時に使うといいですね。

ただ、ホットスナックでオーブンを使ってキッシュとかを出すなら、

メインは煮込みかなーとか、そこはバランスで。

ただ、仕上がりのタイミングが読めて、

手をかけずにタイミングがズラせて、熱々が出せるオーブン料理は

どちらかというとメインにオススメです。

ただ、やはりおしゃべり優先で冷めていくことにはなるので、

あまり溶けるチーズを多用したオーブン料理は残りやすいし、

冷めてしまうと、ちょっと手が出しにくいです。

その時点ではもうそんなにお腹がすいてないですしね。

ただまぁ、気の置けない友人しか呼んでいなくても、

やはりホスト/ホステス側は疲れますので、少しは残るだろう前提で作って、

ゲストが帰った後の食事も兼ねるのも全然アリだとは思います。

いずれにせよ、ホストが台所に籠りっぱなしってのはオススメしないので、

あらかじめ用意しておくコールドの前菜数点と、

途中でちょっとつまめるようなホットスナック、

あとメイン料理くらいで十分です。

それ以上ってなると、いっそケータリングを頼むほうがいいかなと。

あ。そうそう、基本的には、

持ち寄りのポットラックパーティは、オススメしないです。

なんといってもお皿問題が発生しますし、

ゲスト全員が台所を使い出したらカオスです。

ゲストに食べ物を持ってきてもらうなら、

盛り付け不要で、そのまま出せるようにしてもらうか、

なんなら器もお願いするレベルじゃないと、正直なかなか難しいですよ。

ただ、持ってきてもらって台所を使わせないっていうのも、微妙ですよね(笑)。

どちらにせよ、ゲストもホストも、相当慣れてる場合しかやらないほうがいいです。

あと、その他のモノは、ゲストに指定するといいですね。

ゲストも手ぶらだと行きにくいので、各々で何らかのものを持ってきがちですが、

それをお好きにやってもらってしまうと、

正直、収拾がつかなくなります。

用意してたのと被ったなーとか、出すべき? どうなの? とか、無駄な悩みが増えます。

ゲストに割り振るのにオススメなのは、パンとケーキと紅茶ですね。

パンはやはり当日の購入が美味しいですが、

ホストが当日に買い物に行く時間はありませんから、

美味しいパンを頼むといいですね。

切るスペースやらに応じて、どんなパンかも指定してあげたほうがいいです。

デザート類も当日購入のほうが選択肢が増えますから、

ゲストにお願いしちゃうといいですよ。

生ケーキ系か、焼き菓子系かで、しっかり割り振るのもオススメです。

ただ、生ケーキ系を頼むなら、用意しておいたほうがいいのは

箱ごと入る冷蔵庫の空きスペースか、クーラーボックス。

パーティ当日に、何も考えてなくて、

ケーキの箱がそのまま入るくらい冷蔵庫がガラガラだよ~って状態なのは、

私は、見たことないです。

でもまぁ、買ってきてもらったら、

さっさと箱をあけて冷蔵庫の隙間に入れるよりも、

食後にみんなの前でケーキボックスをオープンしたいですよね。

あれも一種のイベントですからね(笑)。

なので、ケーキの箱がそのまま入れられる

冷蔵庫の空きスペースかクーラーボックスは、

用意しておいてください。

ちなみに、ドリンクもゲストに持ってきてもらうのはオススメですが、

ウェルカムドリンクは冷やしておいたほうがいいので、

ゲストに割り振るのはおススメしません。

お互いのためにも、ゲストには、

「美味しい○○買ってきて(担当)ね! 他は、他の人に割り振ってるから~」って

ハッキリ頼むのはオススメですよ。

で、そういうことが言えない関係性だと、結局寛げないと思うので、

ホームパーティに呼ぶメンバーじゃなくていいかなって(笑)。

そして、どんなに仲良くても、手ぶらで来てね~って伝えて、

ホントに手ぶらで来る人は、ごく少数です(笑)。

音楽は、結構重要な演出アイテム

あと、意外と忘れてはいけないのは、音楽ですね。

BGMナシって、意外なほど、お互いにやりにくいですよ。

ボサノバかジャズか、、、あとはパーティ自体にテーマがあれば

それに類する音楽がうっすらとかかっているって、大事です。

会話の邪魔にならない程度のボリュームでも、

うっすらと音楽をかけておくのと、何もかかっていないのでは全然違います。

帝国ホテル本館のスイートルームでも、音楽をかけるためのシステム(ツール)は

ゲストルームのほうには、なんだかいっぱいありました。

2024年以降、改修されても残るかは分からないし、

イヤホンで音を聴く概念のない私のスマホには、

音楽は一曲も入っておらず、私は使いこなせなかったけど(笑)、

ゲストルームでは、BGMは大事なんだな~って。

季節感を演出するのにいいのは、お花と紙ナプキン

生花はもうそれだけで季節感を演出するのでおいといて(笑)、

ティッシュってよく使うんですが、パーティテーブルに置くのは

ちょーっと生活感ありすぎなんですよね。便利だけども。

定位置に出しておいて使うのはいいんですけど、

テーブルには、季節感やテーマを表現するのにも、

紙ナプキンを用意しておくのがオススメです。

色を合わせるか、季節感を合わせるか、テーマに沿ったものにするか。

紙ナプキンは、多少やりすぎてもOK(笑)!

そこは、遊んじゃってください。

ただ、多くの日本人は、使うことに慣れているティッシュは遠慮なく使うけど、

紙ナプキンになると手を出しにくいと感じるのか、

まとめてナプキンホルダーに入れておいておくと結構手を出しにくいようなので、

カトラリーと一緒にしちゃうとか、取り皿の上に置いておくなどして、

お気軽に、ガンガン使ってもらってください。

また、お皿やコップの数が足りないっていうのもあるあるですが、

別に揃ってなくていいと思います。

ただ、安い紙皿や紙コップを使うと一気にお遊戯会感が増すので、

最近はオシャレな使い捨てもありますし、

パーティ中は、あまりこまめに洗ってられなかったりもしますので、

あらかじめ買いておくのもオススメです。

防災用アイテムにもなりますしね。

私は、WASARAシリーズのタンブラーをローリングストックしています。

料理のしたごしらえ用とかでも何回かは使えたりしますし、

飲み物以外のものを出すのにも使えるので、結構便利です。

色々なのを試してはみましたが、個人的には、

タンブラーがあれば、意外とだいたいのものはカバー出来るなって思ったので、

WASARAはタンブラー一択です。

お皿は、コレをローリングストックしてますね。

WASARAの紙皿は、ちょっと耐久性がこちらより劣るので。

あと、ちょっとなにかを干したりする時にも便利でして。

私、プラスチックのお皿に入ってたりすると、一気に食べる気が失せるんですよね。

おそらく給食の悪夢のせいなんですけど。

なので、極力ね。

将来、入院したり、老人ホームに入ることになったら、

割れなくて食洗機使えるような食器を持参するべきか!? と、戦々恐々(笑)(笑)(笑)。

そろそろ帰ってほしいな~と思ったら

関係性によっては「いい加減帰れ~」って直接的に言ってもいいんですけど、

オススメは「今日は楽しかったね~」などと、会話を過去形にすることですね。

多くの人は、これで察してくれます(笑)。

これで気づかなかったら、「そろそろお開きにしますかね」って、

ハッキリ言っていいと思いますよ。

ゲストの心得

ゲストが持って行ってはいけないもの

生花

お呼ばれした側(ゲスト)が持って行ってはいけないのは、生花。

これは、基本的にやめたほうがいいです。

花器事情が分かってて、活けてあげるよ~な

お花の先生ですって人じゃないと、厳しい。

例え、お花の先生でいくら手際がよかったとしても、

そんなん準備中の台所でやられたら邪魔以外の何物でもないし、

続々とゲストが到着する中、洗面所でお花を活けるのも、

ハッキリ言って、邪魔です。

到着したら、手を洗いたい人もいるでしょう。洗ったほうがいいし。

でも、部屋は人間に優しい室温になっていますので、

お花的には、早く活けてあげなきゃ~! ですよね。

なので、ホストは準備に追われ、他のゲストが続々と到着する中、

花を活けられるスペースがあるかも要確認ですね。

ていうか、そこまでしてお花を持って行きたい理由あるかな? っていう最大の疑問が(笑)。

というわけで、私が学んだ時も先生方は、

お花を持っていくのが一番迷惑だと言ってましたね。

それでも、どうしてもお花を持って行きたいなら、

宴も終盤になってから、自分で活けるつもりでどうぞ。

って、だから、そこまでの覚悟でお花を持っていかなくても、

他のものでいいんじゃないか? と、個人的には思いますが。

そして、お花は、前日までに買っておけるから、

だいたいホストが用意してますよ。

お花のバランスも込みでセッティングなどもしてあるので、

全体のバランスを崩すことにもなりかねません。

ゲストが続々と来ている中、

花瓶を出してきて、すぐ水に差さなきゃいけないってなると

正直、本当に迷惑行為なので、

ホストにポイッと生花を渡すのは、大NGな所業です。

また、花器付のアレンジフラワーにしたとしても、

全体的なコーディネートに合うか分からないし、

誰もが蹴飛ばさない置き場所もあるかわからないので、

お花は基本的に、全般オススメしないです。

ケーキ

生ケーキも当日にしか買えないので、

当日忙しいホストに買いに行かせるようなものではないから、

ホストから「ケーキを買ってきて」というリクエストがあったら、

ゲストが買っていくほうがいいアイテムではあります。

ただ、おしゃべりに花が咲き、ケーキまでたどり着かないことも多々ありますので、

ホスト(や家族)が相当甘党な場合以外は、余った時がちょっとキツイです。

あと、なんといっても要冷蔵なので、それなりにスペースが必要になります。

ホームパーティ当日に、冷蔵庫がケーキの箱が入るくらいガラガラって状態を

私はあまり見かけたことがありません。

なので、生ケーキはあくまでリクエストがあったら~で、

予告もなく買っていったり、リクエストがないのに買っていくのは、

お花以上に、大迷惑アイテムです。

すごくイイお酒

私は下戸なのに、私の周囲には相当な酒豪も多いのですが、

彼女たちが言うには「家ではそんなに飲まないから、イイお酒が一番厄介」とのこと。

もしくは、日常的に家で飲みまくってる人は、

家族だけでそんなにイイお酒は飲まないそうです(笑)。

ワインだと1人1本じゃ足りなくて、エンゲル係数的にとんでもないことになるから

毎日家で飲むのは、焼酎にしてるって強者もいます。

総じて、価値が分かるだけに困るのかも(笑)。

合わせるグラス問題とかも、色々あるようです。

お酒好きだから、イイお酒を持っていくと喜ぶだろう! と思っていたら、

必ずしもそうでもなかったようで、ちょー呑兵衛すぎると色々ある模様(笑)。

酒飲みのメンツにかけて無駄にすることはないようですが、奥が深いなと。

オススメのおもたせ

焼き菓子

オススメは、ホストが甘党なら、焼き菓子ですね。

しかも、わざわざ取り寄せするようなレベルのもの

参加者の食意識が近いレベルじゃないと、まったく通じないんですが(笑)、

近いレベルなら喜ばれますし、会話も広がります。

ホストの家近くや、出勤動線などで買えるようなのは、つまらないですね。

また、お取り寄せならあらかじめ仕込んでおけるので、

忙しい方にも、実はオススメ。

オススメのおもたせは、くらサロ内にスレがありますので、

くらジョの方は是非参考になさってみてください。

暮らし魔法サロンのスレ一覧(目次リンク集)

焼きたてのパン

あとは、ホストが当日にパンを買いに行くのは大変だけど、

パンはやっぱり当日に買ったほうが美味しいので、

近所に美味しいパンがあるから買っていくね!

とかは、結構喜ばれます。

ただ、どんなパンがいいかってのは自己判断しないほうがいいので、

ホストには確認をとったほうがいいです。

昔、パンナイフがない家に、バゲット1本買ってきた子がいて、

どーすんの? って言ったら、結局自分で1本丸かじりしてました。

パンナイフがないってことは、パンを食べる習慣もそんなにないってことですしね。

まぁ大学生の頃+友だちは酔ってたから、なんでもアリ感はありましたが、

友だちに野性味を感じた瞬間ではありました(笑)。

センスのいいプレゼントとは

基本的には、ホストからの持ってきて~リクエストが何もない場合、

それでも手ぶらで行くのはなぁって思ったら、

その場合、その日に出してもらう用というよりは、

ホストへのお土産として何か買っていくという感覚でいいかなと。

ただまぁ、これもホストの好みを熟知していることが重要ポイントとなります。

やりがちなのが、

「日持ちするから、パウンドケーキなら邪魔にならないだろう」とか、

「カステラなら軽いから、食べきれるだろう」とかね。

いや、なんで自分が贈りたいものを贈ろうとするかな? っていう。

相手の好みを無視しないように。

例えば、非甘党の家に甘いモノを持っていくのは、

いくら美味しくても、日持ちしたとしても、クチアタリが軽くても、邪魔ですって。

例えば、化学調味料はキライだって言ってる人の家に、

「ネタだから~」「人気ナンバー1だから~」って

化学調味料入りのお土産や食品は、いらないんですよ。

お金で買える○○賞を取った商品だからとかもね、

一般的に人気がある商品だから何だというのか(笑)。

その主語は商品で、受け取る側には何の関係もない話ですよね。

これは、日頃から相手やご家族がどういう好みの傾向にあるのか、

趣味は何なのかなど、日常的に話を聞く時に、

ちゃんとアンテナをたてて、興味をもって聞いておくといいですね。

ある意味一番残念なのが、趣味や傾向を分かっているはずなのに、

「ネタだから~」「面白いかなと思って~」ってヤツですね。

全然自分のことを話していない相手なら、

そういった趣味嗜好は知らないものね~で済む話なんですが、

そのネタを一緒に面白がれないのは、

あぁこの方とは好みが合わないんだなと判断するか、

聞いてるようで、全然話を聞いてないんだな~という判断になりますよね。

だから、選ぶ時に突然自分本位だったり、お菓子主体で選ばないこと。

そこの自己顕示欲や第三者のラベル、全然いらないです(笑)。

あくまで、贈る相手主体で選んでくださいね。

主語をブラさない。主語は、贈る相手です。

私は、手ぶらで~って言われたら、

ホントに手ぶらで行くこともある日本人らしからぬ少数派ですが、

オススメのおもたせデータはためて、頼んで、味わいつつ、

暮らしの魔法サロンでシェアしております。

暮らしの魔法サロンのスレ一覧(目次リンク集)

https://lit.link/kurashinomaho

そういった、質のイイ情報が自分内データに蓄積してるってことも大事ですが、

結局それをどう活かすか? なんですよね。

最後の最後は、そのデータから相手に合わせて何を選ぶかっていう

プレゼントのセンスが大事だと思うし、

それは、いかに日頃から相手に興味をもって話を聞いているかどうか

ということにも、繋がるかと。

だから、色々とその方が使うシチュエーションを想像してみるっていうこともオススメです。

時間

指定時間より早く着かない

ホスト、準備してますから(笑)。

直前なんて、むしろ準備の佳境ですから。

ホームパーティの場合は、5分早く着くよりは、5分遅刻のほうが全然いいですよ。

まぁ早く着いちゃったら、勝手にどっかで時間を調整しましょう。

とはいえ、住宅街だとあまり時間を潰すお店もないかもしれませんが、

その時は、近隣でもグルグル散歩していてください(笑)。

早く着いちゃったからと、早くピンポンを押すのは迷惑です。

いつまでもダラダラ居座らない

居心地よく寛げるのは、ホームパーティのいいところですが、

切り上げ時は逃さぬよう。

適度なところで、おいとましましょう。

もうちょっと居たいなぁ、名残惜しいなぁってくらいのタイミングで切り上げるのが、オススメです。

ただ、ここまで書いてきて思うのは、

そもそもホームパーティの何が成功で何が失敗かってのはさておき、

何よりも大事なのは、アレ買ってきて~とか、コレはいらな~いとか、

何時くらいになったら「そろそろおいとましようか」って声かけて~って言える

関係性の人たちを呼ぶことかもしれない(笑)。全員じゃなくてもね。

あとは、ホストもゲストも楽しめば、十分成功です。

またやりたいな、来たいなって思えたら、大成功ですよ。

しっかり仕込んだら、あとは楽しんで~~~!

投稿者プロフィール

魔女
魔女遠山志野
サンビオーズ・デ・タラン株式会社 取締役魔女(社長)
東京都世田谷区在住

魔女歴15年目。家系図では日本人、遺伝子はオランダ人約8割。前世は黄金の袈裟を着て歴史書を書いてた僧侶。個人のポテンシャルを最大限に活かすサポートが生業。

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