ハーブを育てる
キッチンでハーブを育てることはとてもオススメ。
料理のアクセントや彩りにも使えますし、
少量で、生野菜代わりにもなります。
基本的にハーブは一年草が多いので、水耕栽培でも割と十分。
慣れたら寄せ植えとかもかわいいです。
まず、オススメは青じそ(大葉)。
立派な日本のハーブです。
大葉はとてもお役立ち食材でもありますが、
屋外で育てると虫にやられやすいし、
ちょっとだけ使いたいってことが多いと思いますので、
室内での水耕栽培はオススメです。
逆に、屋外での栽培は、虫がつきやすいので結構難しい。

新鮮な青じそは、造血・骨粗しょう症や動脈硬化予防・免疫・抗酸化・健胃・消化促進・食中毒予防・精神安定などによく、乾燥させたものは風邪の初期症状改善の漢方薬としても使われていたりも。
タイムやオレガノは、野菜売り場で食品用に売っているものを買ってきて、
そのまま水に挿して、水耕栽培しながら使ってます。
一度に使う量は少量で十分ですし、使う度に買うのもねぇ(笑)。

オレガノは、スパイシーなイタリア料理によく使われるハーブで、抗酸化作用や抗菌作用アリ。
タイムは、主にフレンチや肉料理でよく使われるハーブで、消化促進作用アリ。
あとは、スイートバジルやイタリアンパセリは育てやすく、
料理的に使用用途もたくさんあります。
イタリアン料理(パスタ)を作ることが多い私は
これらに関しては量を使うので、
苗で買ってベランダ栽培してます。

スイートバジルには、βカロテンがホウレンソウの1.5倍含まれると言われているし、カルシウムとビタミンKのどちらも豊富なので骨粗しょう症予防にもとてもGOOD。また、視力低下を防ぐとも。
イタリアンパセリの鉄分含有量は非常に高く、デトックス効果も非常に高い。抗酸化・殺菌作用などもあります。
茎はどちらも結構しっかりしているので、食感がよくない。
葉っぱだけを選りすぐって使うのがポイントです。
ちなみに茎は、パスタを茹でる時などに一緒に入れて、
茹で上がったら取り除きます。
というのは、イタリアンパセリは、
葉でも結構固めなので、私は食感が少し気になります。
食べたい方は、包丁を使ってみじん切りするのがオススメ。
逆に、バジルの葉は柔らかいので、
テキトーに手でちぎるくらいで全然OK。
大雨の後にバジルがイキイキしているのを見ると、
キミたちってこんなに水必要なんだね~~~なんて思ったりも。
居る時は一日二回お水をあげてるんですけど、足りないらしい。
あと、私はホーリーバジル(トゥルシー)も一緒に育ててます。

アーユルヴェーダでは不老不死の霊薬とされるほどの強い薬効を持つと言われてるホーリーバジル(トゥルシー)は、ハーブの女王とも。
また、ミントもちょっとあるとお役立ちハーブです。
ただし、バジルなどと一緒に栽培してはいけませんし、
地植えはもってのほか! です。

ミントには、血管拡張作用、頭痛緩和、健胃作用や下痢の緩和、フラボノイドによる老化防止、メラニン抑制、アレルギー症状の改善、抗菌、香りによる覚醒効果などがあるとも。
繁殖力がものすごいので、水切れさえ起こさなければ
栽培難易度はかなり低いです。
フレッシュなものは、ハーブティーのブレンドに使ったり、
デザートなどの飾りにもいいですね。

ちなみに、精油でも使用用途が多いペパーミントですが、部屋で精油をディフューザーなどで焚くと小さな黒い虫が数日後によく来るという印象はありますので、使い方には要注意。
ローズマリーは一年草でもないし、
地植えが適しているので基本は庭で育ててますが、
一度に使う量はそう多くないし、
使う度に取りに行くのは正直面倒なので、
キッチンにも庭から数本を切って持ってきて、
タイムやオレガノと共に、キッチン脇の
水耕栽培エリアに並んでます。
また、バラを育てる時にローズマリーが近くにあるのもイイですよ。
こういうのをコンパニオンプランツと言うのですが、
ローズマリーにローズの名が付くのはダテではなく、
ローズマリーは、バラのコンパニオンプランツだから。

タイムやセージなども、バラのコンパニオンプランツでもあり、割とよく使うハーブ類ではありますので、これらもオススメ。
あと、ローズマリーは割と根を広く張るので、
少し(30cm以上)間隔をあけてバラと一緒に植えるといいですし、
割と低木気味に剪定するのをオススメします。
このぐらい使うかも~ってノリでガンガン切ってOK。
キッチンに持ち込んだ水耕栽培のローズマリーも、
どんどん根が出てきます。

ローズマリーはなんといっても血流改善。特に脳の血流をよくする効果があり、全身の血流改善にもよく、老廃物のデトックスや美肌にもよく、ポリフェノールまで含まれるものだから、『若返りのハーブ』とも言われています。また、抗炎症、胃腸の動きへの改善効果もあります。
ハーブを使う
とまぁ先に、効果・効能を見てしまうと
アレコレと取り入れたくなるとは思いますが、
欲張り禁止です。
また、一回に大量に摂ろうとは思わないほうがいい。
私が一度に結構な量を使うのは、ほうれん草代わりに使う
スイートバジルくらいです。
あとはガパオライスの時に、ホーリーバジルは多めに入れます。
基本的には、フレッシュなハーブたちはみじん切りにしてブレンドし、
オリーブオイルに漬けて冷蔵庫に入れておきます。

それを、ハーブオイルとして料理の仕上げにちょろっと乗せると、
美味しく、栄養価も、見た目もアップします。
私にとっては、だいぶ洋風料理の薬味代わり(笑)。←
あとは、ハーブオイルを作るついでに、にんにく(すりおろし)と
常温に戻しておいたガーリックハーブバターを作って
冷凍しておくのも美味しいですよん。
全然均一である必要もないし、オイル漬けがあれば
用途としては、それで十分なんですけどね(笑)。

あとは、ハーブを持て余したら、干してドライハーブにして
ブレンドしておいて、お肉を煮る時やアクアパッツァ、
パスタソースなどにも少し入れると、とても味に深みが出るのでオススメ。
ただ、一回に使う量は、大体小さじ1程度が基本です。
ハーブオイルもドライハーブブレンドも、
バジルやパセリ、イタリアンパセリやスペアミントなどの、
実はそこまで主張が強くないベースハーブをメイン(8~9割程度)に、
オレガノ、タイム、ローズマリーなどのクセ強くんたちを
少量ずつ(合計で1~2割)入れて作っておくと割と何にでも合いますし、
作り慣れてきたら、少しブレンド比率を変えてみてもいいかと思います。
お店で出す料理ではないので、
いつでも同じ味にしなきゃいけないとか、
再現性なんてことは一切気にしなくていいので、
私はどんどん継ぎ足し継ぎ足しで、
ドライハーブのブレンドボックスを作っちゃってます。
そんなわけで、もはや何がどの比率で入ってるのかよくわからないけど、
何かが突出していなければOKという判断基準です。
ハーブにはそれぞれに効果効能もありますし、
それもいずれ勉強するといいとは思いますが、
知ってても手元になければ&使いこなせなければ意味がないので、
まずは日常的に少しずつ育ててみて、料理に取り入れてみてください。
水溶性と脂溶性
この段階で言えるのは、水溶性と脂溶性の違いは、
少し意識をしてもいいかも。
特に油に成分が溶けやすい脂溶性ハーブの代表格は、
ローズマリーです。
他の一般的なハーブは、割と水溶性なことが多いですね。
なので、例えば、お湯で抽出するハーブティにするには
ローズマリーは不向きです。
逆に、お肉の下ごしらえ(マリネ)や、
ジャガイモを油で揚げるような時、
ガーリックオイルを作る時などには、
割とマストハーブと考えていただいていいかなと思いますし、
ハーブオイルに少しでも入れると、かなり主張してきます。
フレッシュハーブティにする
結構あるあるは、座学で学んで、専門店でドライハーブを買ってみて、
使い切れなくて虫が湧くってパターンです。
ま、私もソレ散々やったんですけどね(笑)。
ハーブ専門店で買うと、購入可能な最低グラム数が多くて。
効果効能を見てしまうと、あれもこれも欲しくなってしまいますしね。
以来、ハーブティーのブレンド法なども習いましたが、
ハーブティーはあらかじめブレンドされているようなもの、、、
こういうところのブレンドハーブティを買うくらいに留めておいてます。
あと、買いやすく、飲みやすいのはゾネントアのとかかな~。
こういうアソートでお好みのを見つけても面白いかなと。
でもまぁホント色々とありますから、やりすぎると沼まっしぐら。
クスミティーとかも色々とあって面白いですよ。
個人的には、クリスマスアドベントカレンダーの時は
色々と日替わりアソートで楽しめることが多いので、
毎年買うところを変えたりして、比較して楽しんでます。
そんなこんなで、ハーブティーも何回も沼ってます(笑)。
好みがある程度ハッキリするまでは、仕方ない。
で、ある程度好みが分かると絞れていくので、
お茶に効果効能をそこまで欲してない時は、
ベースのお茶に少しフレッシュハーブを入れて楽しむくらいにしてます。
いきなり100%ハーブのハーブティーは草っぽくて苦手って方は、
よかったら試しに、緑茶に青じそを少し入れてみてください。
あとは、ミントはそもそもそこまでクセ強ではないので、
そのままミントティーにするのもアリ。
ペパーミントとスペアミントだったら、
スペアミントのほうが色々と柔らかいです(笑)。
あと、近い品種のレモンバーベナなどを合わせてもいいですし、
消化促進したいわ~って状態なら、レモングラスなどと合わせてもイイ。
それから、中国茶系にナツメやクコの実を入れてみるなど、
漢方系のモノなどの組み合わせも楽しいですよ。
な~んて、そんなことをやってると、
やはりなんだかんだと色々と増えちゃうんですけど、
沼っては一旦飽きるってことを散々繰り返して、
近年は、使いこなせる範囲に留めるようにはしてます(笑)。
入浴剤にも
ちなみに、買ってみたものの、使い切れないなってハーブは
入浴剤に使うのがオススメ。
メッシュの細かい袋に入れて、お風呂に浮かべるだけです。
水溶性ハーブたちならそれで十分。
飲んでもよし、お肌にもよしという意味では、
この辺りも常備しておいて、ちょっと入れるのもよきかな。
https://www.amritara.com/c/food/cafe/f809
私は基本的に草系や柑橘系の香りが好きなので、
花系がなくてもあまり気にならないのですが、
オーソドックスな花の香りとしては、ローズ、
ラベンダー、カモミール辺りかなとは思います。
で、カモミールはキク科なので、私はローズを常備していることが多いですね。
万が一キク科アレルギーになるとイヤなので、
全身のお肌という広い面積から成分を一気に入れるよりは
ハーブティを飲む、香りを嗅ぐくらいに留めておきたいのがキク科。
キク科成分はほとんどの薬に含まれるくらい、結構強いんですよね。
とはいえ、重陽の節句で使った食用菊の中心辺りは苦みもあるので、
お風呂に入れちゃいますけど。
あとは、私がそこまでラベンダーの香りを好まないんです。
特に精油の場合、効果/効能はめちゃくちゃ多い。
けど、ラベンダーの精油としてもっとも一般的な品種の
ラベンダー・アングスティフォリアはそんなに好きじゃないんです。
とはいえ、ラベンダーの効果/効能が多すぎて、
ラベンダー(ラベンダー・スーパー)は標準装備していますけど(笑)。
花~茎までの成分をまるっと凝縮するので、
ラベンダーは、カバーしてくれるエリアがホント広いんですよ。
いやホント、精油の資格試験で「この効果/効能がある精油は何?」って
もし聞かれたら、ラベンダーって書いておいたら
バツには出来ないくらいには多い。
だから、フリー入力回答の設問でその質問はないとは思いますが(笑)。
で、そんなに香りが好きじゃないとか言いつつ、
秋になると、紅茶のポットにドライのラベンダーの花穂を
2~3粒入れて抽出して飲むのは割と好きなので、やりたくなることも。
なんだけど、2~3粒しか使わないと永遠になくなる気がしないので(笑)、
そういう時には、ほとんどのラベンダーは入浴剤行きになったりもします。
精油ほど凝縮されているわけではないし、寝る前のお風呂には最適。
このように例えば、フレッシュハーブがいいか、ドライがいいか、
精油で使うのがいいか、芳香蒸留水で使うのがいいか、
飾る(触る/見る)だけがいいものだったり、香りや味の楽しみ方などなど、
例えば「ミント」と言っても、毎年のように無限に新種が出てくるので、
それはそれは多種多様な品種がありますし、
もっともその人や場合に適した使い方も、それぞれに色々あります。
近代までは「薬」と言うのは、薬草の中に含まれる有効成分のことでした。
その有効成分だけを抽出して凝縮して粉で固めたものが、
今お馴染みの、近代西洋医学の薬です。
民間療法ごときが! とか言って、だいぶ迫害しましたけどね。
元は同じなのによく言うよ(笑)。
そのくらい植物の持つその効果効能っていうのは、
長い歴史を持ちますし、バカにしたものでもないです。
ただし、植物は毒にも薬にもなりますので、
自然/天然だからイイってわけでもない。
大事なのは『それぞれに適した使い方と量』なのです。
個人的には、凝縮させたものってのはリスクも増えるので
いきなり不勉強のまま使うことはオススメはしないですし、
すごい量を凝縮された精油をガッツリ使うのであれば、
やはりちゃんと勉強してからのほうがいいし、
飲用するなんてのは論外中の論外です。
レモンの精油1滴でも、レモン40個分よ。多いわっ!
植物には効果効能があるから、精油は効くんですとか言いながら、
毎月精油を買って飲み続けろって時点で、
言ってることの矛盾に気付かないのかなって、
正直なところ、色々と結構疑問です。
フツーに、ハーブティ飲めばいいじゃんって思っちゃうし(笑)、
凝縮されてはいないハーブティですらも、
同じものだけを一ヵ月以上飲み続けるってことはしないほうがいい。
精油も便利は便利だし、20年くらい前には勉強もしたので
私はガンガン使っちゃってますが、
精油じゃなくてもいいかなってものは、
ハーブやスパイスのままで使うことが多いですね。
あ、、、うん、、、当然のように、精油も買いすぎて
収拾付かなくなった経験も何回かあります(笑)。
いやぁ、みんな通る道でしょ! ←開き直った
ちなみにスパイスとなると、主に使うのが実や種になり、
原形でもほぼ薬みたいなものなので、ちゃんと使おうとすると、
ハーブよりも更に専門的な知識が必要になります。
子孫繁栄に繋がる部分っていうものは、エネルギーが強い。
つまり、有効成分強めってことは、毒にもなり得るということですから。
今回取り上げたハーブでも、多少の禁忌事項があったりもします。
多いパターンはキク科(アレルギー)と、妊娠中の方ですね。
キク科アレルギーを持つ方と、特に妊娠中の方は、
ハーブですらも避けたほうがいいものは多いです。
薬だからね。薬草なんで。
で、それが凝縮した精油や種の存続に関わる部位のスパイスになると、
もっと禁忌事項が増え、より注意が必要となりますから、
使う時には勉強をしてからが、基本ステップ。
ハーブは草がメインだし、そこまで禁忌事項が多いわけではないので、
育てて、愛でて、食べてみるというファーストステップに
とてもオススメなので、是非是非♪