料理って、生きていく上で関わらない人はいない。

自炊力は長く一生使えるスキルです。

早く覚えたら早く覚えただけお得ですよ。

自炊について

本質的に美味しいのがキライって人は、いないです。

だから、この世の笑顔や幸せを増やそうと思ったら

料理が一番早くて、確実なんですよね。

日常に溶け込みすぎててスルーしがちですが、

例えば起業して社会貢献出来るのかどうかって気を揉むよりも、

よっぽど確実に、家族や周囲の人を笑顔に出来る立派なスキルです(笑)。

なんですけど、料理に限らず何においてもですが、

誰かのためになることをしようと思うと難しいのが世の常。

難しいことにチャレンジしてわざわざハードルを上げる必要はないんだから、

基本は自分が食べたいものを作ることが大事

「今日、何を食べたい?」って聞くのは、自分に対してだけでいい。

食べるということ自体も、自分の根源を発見することになります。

食事に興味ないとか、美味しくなくてもいいって人は、

自分の根源の部分は見てないし、見てないんだから当然見えない。

だから、表面的なことに右往左往してしまうんですよね。

今日食べるものなんてなんでもいいよって人は、

大層自分をおざなりにしているなぁとは思うんですが、

今夜のメニューは、作る人優先で。

そして、食べたいものが分からなくなってる状態は

余裕がないってことでしょうから、まずは休息を。

家庭料理と美味しさ

最初は、レシピを見ながらの「作業」の部分がほとんどだと思います。

頑張って作ったのに美味しくないと傷つくしやりたくなくなるので、

初心者のうちはレシピ通りに作ったほうがいいのも、その通り。

味付けも、たまに基本に返るといいですよ。

だんだん麻痺しちゃうので。

が、いつまでも「作業」に終始してしまうのは、

人間性がどんどん阻害されてっちゃう。

食材や食べる人のコンディションを無視して、

分量を測って順序通り入れるだけなら、

それはAIの作業だから。

だからといって、手間をかければ&時間をかければいいというものではない。

なんでもゼロ100ではないです。極端NGです。

かけなくちゃいけないところだけかければ十分。

だから、AIに取って代わられてもいい部分の「作業」と、

慣れたら「何故、今、これを入れるのか?」を考えながら料理をするってことが、

人間性を育むという意味でも大事になってきますし、

それでこそ色々と応用も効くようになります。

あるものをあるがままに食べるだけでは、野生動物と同じですよね。

だから、動物的食事→動物的生き方でいいよって人はそれでもいいけど、

まぁそれって動物になりたいってこと? ですよね。

そうとは考えてなかったかもしれないけど、

やってること(行動)はそういうことだから、

それを積み重ねれば、そうなるのは必然。

食べたもので、細胞=カラダや脳が作られるんですから。

私はやはり人間として生きていきたいし、

周囲にも人間的な人に居てもらいたいです。

で、そのために大事なことは、まず自分がそうであること

自分が動物的で居るのに、周囲には人間的な人にいて欲しいと思って

それが叶うほど、自分が愛玩動物的だとは思ってませんし(笑)、

動物的に生きて、周囲に動物的な人ばかりというのもイヤなので。

もちろん料理をするのが面倒くさい時もあります。

食べに行けば、何か出来合いのものを買ってくれば、

出前をとってそのまま食べればそれで済むことなのに、

料理をするってのは大層な手間をかけることになりますよね。

ただ、たまにならいいけど、そればかりになってしまうと、

やっぱり人間的生活をしているとは言い難い状況になってしまうなと。

だからまず、自分が何を面倒くさいと感じるのか、

作業を細分化しておくことが大事。

全部が全部面倒くさいと感じる作業ってことはないですよ。

だって〈切る〉〈火を入れる〉〈味付けする〉って、

それぞれ全然違う作業じゃないですか。

意外と苦手な人が多い〈メニュー決め〉なんてのも、

それらとは全然違う作業ですよね。

自分で「料理、苦手!」だと思ってる人ほど、

おおざっぱにまとめて「料理苦手~!」とか言っていたりします。

それって、自己分析不足なだけ。雑な分析をして言ってるだけです。

ちなみに私は、切るって作業が苦手です。

なので、調理道具にこだわったり、

そこの作業をなるべく減らすように工夫しておきます。

そうすると、そこからの調理過程ではそんなに困ることはない。

当然、たまには外食するというのも全然イイと思いますよ。

美味しいものを知らずに、美味しいものを作るのは無理だしね。

ただ、家庭料理を美味しくしたらプロの味になるわけではない。

全然別物です。

日々、すごい数の食材と向き合ってるホンモノのシェフからは

学べること、得られる情報もイッパイあります。

プロは、誰が食べるか分からないまま

いつも同じ味になるように作るのが仕事です。

しかも、スピードも要求される。

日によって、色々とトラブルもあるでしょう。

食材も個体によって味やコンディションがそれぞれ違う。

というか、自然のものに同じものなんてひとつもない

そんな複数素材を組み合わせて作るんだから、

料理ってめちゃめちゃ『変数』が多いんです。

だから、料理が出来る人ってのは、

プロでも素人でも、実はめちゃくちゃ高スキル持ち。

その変数の多さで毎日同じ味になるように作るんですから、

ホンモノのシェフってホントすごいな~と思います。

ま。ホンモノのシェフって、そんなに多くはないけど。←毒①

とはいえ、私たちが作るのは家庭料理ですから、毎日違って全然OK!

むしろ腸内細菌的には、毎日少しでも違うほうがWELCOME事案。

ちなみに『癒される味』ってのはプロの味ではありません。

日々のことや日常にプロの味を目指す必要は全然ない

ハッキリ言ってしまうと、結構食材に無理をさせている

プロの料理を毎日食べてたら、病気にはなるでしょう。

健康管理は、シェフの仕事ではないですし。

とはいえ最初は、プロのレシピを見て作ったほうがいいと思います。

プロといっても、家庭料理のレシピを作れるプロですね。

ちなみに私的には、めんつゆと味の素を使う人は除外してます。←毒②

カンタン便利だけど、誰がどうやったって平坦で分かりやすく美味しいと

最初のヒトクチは感じる味になる(ただし、飽きる)んだから、

そのレシピは見るまでもないだろうって話なだけね。

そして、私は最初のヒトクチもあまり美味しいと思わないから。

ただ、失敗例が増えていくと、やはり傷つくんですよ。

子どもであっても、マズイとは言わずに「もういい」って残す(笑)。

それは彼らなりの優しさです。。。きっと。

美味しいものだったり、好きなものだったら食べるのであれば、

食が進まないものは美味しくないから=好きじゃないから。

手作りだから~、お店だからどうこう~じゃない。

買ってきたお惣菜なら食べる、唐揚げなら食べるっていうのは、

それらは美味しいから食べるってだけです。

別に偏食じゃない。正直なだけ(笑)。

だからまずは、多くの人が美味しいと感じるように作られたレシピを見て、

美味しくなるように、一旦謙虚に作ってみてください(笑)。

ちなみに何も美味しくない、何も食べたくないってのは、

生きることを拒否してるのと同義ですので、

それは割と即病院(精神科)行き案件です。

ただ、美味しい/美味しくないってのは『主観』なんです。

だから何をどう美味しいと思うかどうかも、それぞれの『主観』による。

自分が美味しいと思っても、他人にとってそうでもないことはあるあるです。

大人と子どもの味覚はそもそも違うし、体調によって、日によっても違う

だから、プロのレシピでも合わないことは全然ある。よくある。

プロは、なるべく多くの人が美味しいと感じるように作って、

お店に食べに来てもらわないといけないからそのように作るけど、

美味しいとは思わないってことも、全然ありますよね。

私は「人気行列店って味じゃないんだな」って思うことがよくあります。←毒③

そして多分、その認識は色々な意味で間違ってない。

ということはさておいても、大事なことは『美味しさは、主観』です。

だから、自分で作って自分が食べるだけなら、

いくらでも自分の味覚に寄せたらいい。

自分が美味しいと感じるものを作ればいいと思うんです。

でも、他の人も食べるのなら、一旦はプロのレシピを参考にして

忠実に作ってみたほうがいいんじゃないかと思います。

子どもの味覚は、大人よりもだいぶ甘いモノ好き。

ちなみに、男性は大人になっても子ども舌の人は多いです。

料理スキルを向上させるために意識するといいのは、

『守』『破』『離』(シュハリ)

まずはレシピに忠実に作ってみる『守』

自分の好みを模索して試行錯誤する『破』

そして、自分の味になっていく『離』。

最終的にはレシピは比率なので、ベテラン主婦勢は

あっという間に『離』に行ったりしますが、

それも長年培ってる『守』や『破』があるから出来る。

例えば「オフクロの味」なんてのも『守』です。

お母さんの味を思い出しつつ時代や状況に合わせて再現しようとする『破』、

そこから次世代に繋いでいく『離』。

タイパだのコスパだのがムダにもてはやされている昨今ですが、

『守』もなしで、いきなりワープしようとはしないほうがいい。

作る度に当たりハズレの大きい『バクチ』になるだけです。

20分調理のススメ

私は朝、飲み物を楽しみつつ、

20分調理を始めてしまいます。

朝、20分間だけ区切って、料理をしてみるといいですよ。

集中すると、結構やれることあります。

ただし必ず作業工程じゃなく、20分で切ってください。

もうやることなくなったな~と思ったら、

明日以降のための玉ねぎのみじん切りをしたっていいし、

ニンニクや生姜のみじん切りをしたっていい。

おやつ用の何かを作ったっていい。

ちなみに夕方や夜も、20分調理を意識するといいです。

私は慣れがあるのと、昼にも何かしらやれることが多いので、

今は、15分で区切ってみてます。

ちなみに、朝の20分調理が習慣化すると、

帰宅後すぐに夕飯が出来上がるようになります。

我が家は18時から夕飯なので、17:40からやればOKな状況に。

時間の逆算できるようになるのはとても便利ですよ。

私は夕飯中も、ガンガン何かを煮てることが多いかも(笑)。

根菜類の下茹でとか、アクを取り除いた後のお肉とか。

結構20分調理って、短いようで長いですし、

ちょうど夕飯中にやってるのが20分くらいになることは多い。

また、スムーズに20分で色々と作業できるようになるには、

調理道具を厳選することもかなり重要ウェイトを占めます。

調理道具を厳選しよう

まず、調理道具のテーマカラーを決めましょう。

色んな色のアイテムがバラバラっとあると、

ものすごく雑然とした感じになります。

目に映る台所の風景が雑然としていては、

料理はやりにくいものになる。

そして、やりたくなくなる。

視覚からくる情報量というのも重要ファクターなのです。

作業的にも、作業台(ワークトップ)が散らかっていたり、

モノがあってスペースが狭いと非常に料理しづらいので

極力モノを置かない&常に片付いている状況が理想です。

他の場所に片付けられないかな~って考えてみてくださいね。

どうしても作業台(ワークトップ)に置きたいものを、

蛇口側でもコンロ側でもいいので、一旦全部端に寄せてみて、

まな板を置くところの奥行きを空けてみてください。

すごい作業しやすくなるから。

実は、作業のしやすさは、横幅より奥行き。

我が家の作業台は約60cmあって、これで牛刀が使いやすいくらい。

築40年なのでね
昭和感満載なのはおいといて

横幅は、作業台の使える幅に合わせてまな板のサイズを変えればいいだけ。

切ったら、マメにバットなどに移せばいいだけなんです。

何故か奥行き部分を潰して出しっぱなしにするアイテムを

置きたがる人が多いんだけど、、、まずコレをやってみてください。

で、どうしても置きたいものの容器を買ったり、

棚を買ってみるのは、その後。

買うのは、ガワ(ケース)から入ってはダメです。

ウチの台所は、塩や鶏がらスープなどは出てるんですが(右上にいる)

作業を妨げないよう、棚は浮いてます。(=作り付けの壁かけ)

棚が空いてると母が色々とテキトーに置くので、一見埋めてます。

で、調理道具も厳選するといいのですが、

大事なのはなるべく色を揃えること。

情報過多にならないようにも、結構重要ポイントです。

ステンレス(シルバー)は外せないと思います。

シルバー(グレイ)をNGにすると相当選びにくくなりますから。

あと、なかなか木材も外せないかなと思います。

とまぁ、大体「木材」と「シルバー」で二色分のイメージカラーを使ってしまうので、

あと一色は、キッチンの雰囲気から選んでもらうといいかなと。

どうしてもたまに例外は入ってきてしまいますので、

木、シルバーという定番カラー以外に、

あと一色と思っていたほうがいいです。思ったより少ないでしょ?

私は早く電気ポットを、わく子からバーミキュラの

ムーンケトル(黒)にしたーい!

ただ、あそこ(わく子跡地)に合うかっていわれると

正直どうかな~と思って、ちょっと保留。

邪魔になりそーでもあるし。←欲しいんじゃないのか(笑)

そして、わく子はシンプルすぎるポットなので、とても頑丈。

まあ、ムーンケトルに限らずとも電気ポットも次々新商品が出てくるし、

わく子を使いつつ、ベストのが出てくるまで待ってみようかなと。

まじょ的三種の神器

① バーナー

まずはなんといってもバーナーはまじょ的には必須アイテム。

SOTOのがノズルが長すぎなくて使いやすいです。

カセットはイワタニだったりもしますが(笑)。

買ってきた焼鳥、鰻、グラタンなどのチーズ、

脂多めの魚(カツオのたたきとか)、焼き色が欲しいものは、

焦げない程度にガンガン炙るのがおススメ。

使うことに慣れてください。(周辺を燃やさないよう要注意)

2025年に、炙りマスターCBという新商品も出ているようですね。

ただ、立てて置けるパーツがあるのはいいんですが、結構邪魔。

そして、なくても普通に立つ(笑)(笑)(笑)。

あと、卓上でサクッと焼き色を付けられるくらい小型のもあると便利ですし、

キャンドルの着火にも使えるノズルが伸ばせるタイプのも便利です。

とはいえ、いちいちキッチンから持ち出すのは面倒なので、

どこまで兼ねたいかにはよるかな。

② 赤外線の温度計

これがね、どうしてもオレンジとか、、、派手(笑)。

Amazonで見たらかろうじて黒はある。白いのもあるけど、高いかな。

そんなに高いものである必要はないです。

でも、絶対にあったほうがいい。

お酢を温めるのにも、昆布出汁、野菜ダシをとる時も、パンナコッタを作る時、

豚バラ薄切りを茹でる時も、揚げ物の時も、色々色々使えます。

温度(火)を制するものは料理を制します。

ピッで測れるのはすごいラクですし、調理中だけでなく、

しょっちゅう色々なところを測りたくなります(笑)。

③ 小さじを多めに用意する

使いやすいと思うところのでいいとは思うんですが、

独立タイプは揃ってれば重ねて収納できるので、いくつかあるといい。

同じものを重ねる分には、いくつかあっても場所取りにはならないから。

瓶などに入れたり混ぜたりする度に

イチイチ洗って拭かなくていいっていうのは、

実は、大分ストレスフリーです。

ちなみに私は4本持ってます。そして、あと1本あってもいいと思ってます。

メーカーによって絶対量違うだろ! って感じもあり、

意外と造りはテキトーだったりします。

ただ、最終的には比率なので、同じのを使っていたら無問題。

私が使ってるアイザワの小さじは、角度的にも長さ的にも持ちやすくて、

柄も長いから、小鍋などならツルポチャがなくておススメなんですが、

小口の調味料瓶だと入らないことがあって、そこだけ難アリ。

(ただ、結局小さいゴムベラで出すほうが隅っこまでとれて大体早い)

個人的には、家庭料理は小さじ2/3とか1/2とかって細かい分量のは

ザックリ目分量でもいいんじゃないか派で(小さじを使うこと自体は推奨)

色んなサイズの小さじを用意してまで、

厳密に測らなくてもいいんじゃないかなと思ってます。

レシピで出さなきゃいけない専門家は、測らないと~だけども。

あと、大さじ1=小さじ3杯と一緒なんで、大さじは1本でいいかな派です。

あとはお玉でも測れるし、計量カップでもいいし。

効率を上げるなら

④ バットを使う

これも重ねられるのが大きい。下ごしらえ後はクロスさせて重ねれば

バットごと重ねられるし、バットは数があっても収納も嵩張らないので、

仕込み量が多い方はバットをうまく使うのがおススメ。

ボゥルにしろバットにしろ、ある程度の人数分を作るのなら、

一番のおススメは『ラバーゼ』かな。

少しお高めではありますが、やはり使いやすいです。

ハートマークショップ
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をセットで買うと、収納しやすく、量が調整しやすいです。

定番商品なので、あとは必要に応じて角バットを買い足していけばいい。

私は、ザルとフタは1個あれば十分だなと思ってます。

ちなみに、ボゥルもラバーラのはおススメ。

洗いやすくて、サイズ豊富で、蓋があるのも重ねられるのでよい。

パン作りには、28㎝のラバーラボゥル+蓋は私的マストアイテムです。

でした。(←才能がない上、最近まったく作っていない)

家事問屋のロング1//2タイプのバットも、

水パスタをする時や揚げ物の時に結構使います。

冷蔵庫に入れやすいし、揚げ物は立てて油を切るほうがよく切れるから。

あと、我が家はコンロの左右も縦長に少し置けるスペースがあるのも大きい。

ただ、ボゥルのほうが高さがあるので、ボゥルにペーパー敷いて

油切りを済ませてしまうことも多いんですけどね。

少量やる時にコンロの脇に置くにはイイ感じです。

森田美智子さん

野田琺瑯のレクタングル(蓋つき)、直火OKで保存もできて便利です。

蓋の種類が選べて、ホーローに変えれば、そのまま火にもかけられるのがいいです。

まじょ

直接火にかけられるのは大きい!

フタを選べるのもいいね~。

⑤ お気に入りの包丁を使う

切れるならなんでもいいんだけど、最初の1本なら、

実は「1本あれば万能」とか言われている三徳包丁よりも、

18㎝程度の牛刀がおススメ。牛刀でも大体なんでもカバーできます。

ただし、本当に使いやすいかどうかは作業台の奥行にもよるので

ホントなんとも言えないし、包丁は使用頻度がおそろしく高い分、

使いやすくないと意味がありません。

なので、包丁を買いに行く時には、作業台の奥行を測って行って

プロのアドバイスをもらって選んだほうがいい。

体感で、握った感じと長さがしっくり来るものを選んでください。

鋼包丁のほうが切れ味的にはおススメではあるけど、

錆びやすくお手入れは必須。

そこまで手が回らないって方はステンレスのほうがいいでしょう。

こだわりたい気持ちは分からなくはないんですが、

切れ味は、研いでるかどうかで変わりますから

研ぐ余裕がなければ、鋼は宝の持ちぐされになるからね。

鋼なら、白紙全鋼の包丁(全体が白紙という鋼で作られているもの)が

シロウトが使える範囲では最高峰の包丁かなと思います。

でまぁ、どこに包丁を買いに行くといいかですが、

重房は人気すぎて、今はもう予約も受け付けていないようですね。

有次、うぶけや、木屋などは、今もまだ比較的買いやすいかも?

ちなみにウチは、有次の菜切り包丁も、木屋の牛刀も、

うぶけやの薄い鋼の包丁も、全部ある(笑)。

我が家で包丁を砥ぐのは、父の仕事です。

その他のオススメアイテム

あると便利なアイテムたちですが、全部を買う必要はないからね。

ただ、エコ派な人には怒られそうですが、あると便利になる道具を

うまく使わないで料理がやりづらいってなるのは、それはそれでモッタイナイ。

こういうのがあったら便利だなって思うものは買ってみるのも手。

使ってみなきゃ分からないこともイッパイありますよ。

で、思ったほど使わなかったなって感じだったら、

捨てるなり、人にあげるなりすればいい。

確かに必要なのは最低限でいいんだけど、いきなり最低限を目指さないほうがいい。

使っているうちに絞られていけばいいと思います。

【基本アイテム】

ゴムベラ

ゴムベラは国産で、耐熱温度の高いものがおススメ。

ゴムベラという名でも、ゴム製よりも【シリコン製】のもののほうが

耐熱性が高いですし、つなぎ目がないものがおススメです。

しなり具合とサイズはホントお好みなので、

実際に手に取ってみて選んだほうがいいです。

割と、人気のある【TOWER(山崎実業)】のは、私には固め。

木べらも持っている私は、ゴムベラはしなってくれるものがいい。

木ベラ

木ベラは、ゴムベラがあれば必須ではないアイテムではあるものの、

私の使用頻度はとても高いです。

どこで買ったかは忘れちゃった。確かオリーブ製ではあったような。

山本 朋代さん

大久保ハウス】さんの木ベラはとても使いやすくて、コレに出会ってから他のは要らないと思っています。右きき、左きき用でわかれていて、ジャムヘラ使いやすいです。

まじょ

そうそう! 意外なほど左ききの人用の調理器具って少なくて、左ききの人は我慢してなんとか&強引に右きき用を使うことが多いんだけど、使い勝手が全然違うそうなので、左ききの人は左きき用のアイテムを揃えて小さなストレスから解放されるべし。

このジャムヘラは家族人数分欲しい。(ドリンクの時にも使えるので)

レードル(お玉)

レードル(お玉)は計量にも使えるものがおススメ。

オーソドックス(プロ御用達)は【和平フレイズの120㏄のモノ】だろうけど、

持ち手のつなぎ目などはないほうが衛生的な意味で使いやすいのと、

ちょっと和平フレイズのは、ウチではちょっと収納しづらい。

① フック部分が収納場所の形状に合っていて、

② 持ち手とのつなぎ目なし、③ 目盛り付きという

三拍子揃っているものは、【無印】のお玉かな。

ラバーゼ】も目盛りはないものの、分量を覚えてしまえばまぁアリ。

ラバーゼのほうが角度的には使いやすいかもしれないけど、

大体角度的に使いやすいのは、収納の時に場所をとりがち(笑)。

横口(片口)レードルと合わせると結構な場所取りになるので、、、

ちなみに私は汁モノ用に使うお玉は、

たまたま金沢で通りすがりに見かけて買った木のものを使用。

厚みとか色々兼ね合いがあるので、通販で買うと当たりハズレが大きいです。

いいのを見つけたら即買いで。

そのまま卓上に出してもかわいいのがおススメ。

穴あきお玉

穴あきお玉も、卓上に置いてもいいような見た目のがおススメ。

アイザワ】や【下村】、【柳宗理】辺りはつなぎ目もなく使いやすそう。

あとは、鍋とのサイズによります。

キッチンバサミ

キッチンバサミは、分解して洗える【オールステンレス製】のがイイ。

あとは、【軽いほう】がいいです。連続使用は結構疲れるので。

グレーダー

グレーダーは、チーズもおろしたいなら【Microplane社】のがおススメ。

ただ、生姜やニンニクのほうが使うよ~、

でもあまりアイテム増やしたくないよ~だったら、

正直、おろし金のほうがいいんじゃないかなって気がします。

そして、おろし金は職人技がスゴイので、こだわり出すと沼ります。

更にこういうのが必須。薬味よせとも言うそうです。

通販で送料かけて買うほどとは思わないけど、見かけた時に買ってみて。

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トング

トングは長いほうがおススメだけど、長いと重くなるので要注意。

多分一番長いのは【OXO】だけど、、、私には重い。

手に合うものを買うのがよいかと思います。

多分、ステンレストングの元祖は柳宗理のかとは思いますが、

22cmなので少し短いのと、もうちょっと開いてほしい。

私は基本的にはオールステンレスのをいくつか使ってます。

やっぱり洗いやすさを重視しちゃう(笑)。

例えば・・・【焼肉用】、【ピンセットタイプ】、【パスタ用(25cm)】など。

ただ、焼肉用はあまり開かないので、

家では塊肉ばかり調理するよって人には不要かと。

ピンセットも、繊細な盛り付けしたいとかお弁当を作る人じゃなければ

そんなには出番ないかな。(なので、私もそこまで使わないw)

そして、私が一番使ってるヤツはコレ。

短めなんだけど、大きく開く分ちょっとした塊肉も持てて、

それだと長いと不安定になるから、短めの作りなのも分かるな~って感じ。

とにかく使いやすいんです。もう1~2本欲しい。

分けてくれた先生も
どこのか忘れたらしく
海外のか日本のかもわからない

私は結構熱さや冷たさに強く、湯気や多少の油ハネをくらっても

そんなに気にしないっていうのもあるので、個人差はあります。

ま、最大の問題点は、出所が分からなくて買い足せないこと。

泡立て器

泡立て器は、小さいものを基本的に使ってます。

ケーキやお菓子系を作る方は、【本格的な線材の多いもの】が

あったほうがいいかと思います。

ただ正直なところ、私は大きいのはなくても困らない(笑)。

みっちゃんが紹介してくれた【コレ】が、登場回数多し。

森田美智子さん

卵一つを軽く混ぜたり、抹茶ミルクを作るときマドラーがわりに使ったりしてます。

フライ返し

フライ返し(ターナー)は、私はあまり大きいものをまとめて

ひっくり返すというシチュエーションがないので、

しっかり角度があって固めの【グラスファイバー】のを使うことが多いです。

小さめのフライパンを使うことのほうが多いしな~。

鶏モモを焼く時なども、最初、皮が浮かないように押さえつけるのにも

1枚ならターナーを使っちゃいます。(洗い物増やしたくはない)

餃子とかをよくやる方は、大きいのがあったほうがいいかも。

ただまぁ割と、大きいのを使いたいような時は、

私は木ベラを使っちゃうことも多いです。

下村】のは割と一般的サイズで、しなりそう。

とはいえ、大きいフライパンへ対応するフライ返しは、

使うフライパンによるかと(笑)。

貝印のペラペラ】のを好む方もいますね。

確かに薄いので、具材の下にはすごく入り込みやすい。

ただ、一人前のハンバーグはもう重量的にギリです(笑)。

まな板

まな板に関しては、クッション性的には木のモノがおススメだけど、

マメなメンテナンスが必須+大きくなると重いので、

ラバー製でもいいのあるよ~って感じです。

プロ御用達の【ラバーラの家庭用】のは、

アタリは木のような柔らかさでケアが楽なので、結構使いやすい。

計量カップ

持ち手なし(洗いやすい)、上から見られるタイプがベスト。

とはいえ、上からも見られるタイプは、

いまのところOXO(オクソー)の専売特許かな。

まじょ

60mlじゃ少ないので持ってないんだけど、【コレ】で200ml~250mlのがあればいいのに。

あと、【バーミクス】というブレンダーを愛用中の私は、

液体系を冷蔵庫に入れておきたいことも多いので、

ミキシンググラス】をほぼ計量カップのようによく使ってます。

400ml入って、フタがあって、持ち手とかないので

そのまま冷蔵庫に入れられてガラス製って、意外と便利で♪

デジタルスケール

デジタルスケール(電子秤)】は、あったほうがいいです。

料理用は、3kgまでは測れたほうがいい。

まるっと洗えるか拭けるもので、出来れば0.1g単位表示。

でも、出しっぱなしでもいいデザインがいい。

電源、デザインや色味なんかはホントお好みで・・・って感じで、

意外とアナログのもかわいいんですけどね。

私は一番測る機会が多いのがパスタなので(=パスタは必ず測って)

アナログのは梅の時期とか、たまにしか登場しないです。

果汁絞り器

やっぱり【東屋のジューサー】がオススメ。

前に機械のも買ったけど、重い&そんなに使わない。

収納しやすい【小さいレモン絞り】も持ってるんだけど、

そのくらいなら手でやってしまったほうが早くて(笑)。

それよりも柑橘を凍らせて保存しておく時の切り方のほうが、重要ポイント。

ピーラー(皮むき器)

ピーラーには縦型と横型があります。そこは、お好みで。

例えば、【下村のプログレード 快速ピーラー】はジャガイモには便利。

ただ、ジャガイモは買ってきたらすぐ下茹でを習慣にすると、

皮は使う時にツルリと手でむけちゃう(笑)。

みなさんのおススメアイテム(FBコメントより)

岸本 純奈さん

日々道具】菜ばしそろえ 無垢 2膳組 33cm×2 国産天然竹 日本製

まじょ

トングは長くなると重くなるので、菜箸で33㎝あるのがイイね~!

鍛治 令子さん

ポテサラには、【無印のマッシャー

まじょ

無印のアイテムは、結構イイのがあるんだよね~。

オールステンレスで洗いやすそう。

Kanae Tanizakiさん

宮島杓子の丸柄ナナメ杓子本桜】は先端が斜めになっているのが私としてはすごく使いやすくてお気に入りです。

まじょ

角度、あるよね。【チタン製のしゃもじ】も、軽くてくっつかなくてイイと聞いてて、迷い中。

森田美智子さん

2台使ってたレミパンプラスのコーティングがまたダメになってきたので、新たに探して【国産ステンレス製】のものを入手しました! それほど重くなく、なんとか振れそうでホッとしました。

まじょ

私は軽さを求めて、鉄のフライパンは、【魔法のフライパン】ユーザーです。(前は一年待ちとかだったけど、今はⅡになり、すぐ届くっぽいね)

あと、ステンレスフライパンは小さいサイズのみ使用。それは、重いから。

あと28cmのは色々使ってみてます。ギリ重さ的セーフなバッラリーニのを気に入って使ってたけど、くっつきやすくなってきてしまった。あと持ち手との接合部分がね・・・(熱くなるのもイヤなので仕方ないけど)

鍋は、対応熱源にもよるよね~。

くらジョ

他にもオススメがあったら教えてね★

【プロに聞いた、ガチ勢向けのフライパンや鍋】

概ね重いので、あまりおススメしないけど、、、美味しくはなります。

まぁ料理人の世界って男社会だし、イイものになればなるほど重くなる。

プロの料理人は圧倒的に男性が多いのも納得だし、

長年やってると手首とかおかしくするのも、さもありなん(笑)。

肉をよく焼く人は、【TurkのCLASSICフライパン(24㎝以上)】

ただ、私は軽さを重視して、お肉を焼く用=鉄のフライパンは、

前述の通り、魔法のフライパンを買いました。

山田工業所の【鉄打ち出し中華鍋】は、中華街でほとんどのお店が

使っているくらいプロ御用達中華鍋で、確かにひとつあれば、

茹でる・蒸す・炒める…ほか何でも出来て、中華鍋は万能。

どうしても鍋をひとつに絞らなきゃいけないなら、中華鍋はアリです。

だけど重すぎて、私には鉄の中華鍋なんてどうにもこうにも無理。

男性はなぜか炒飯を作るのが好きなようなので(笑)、

男性用にひとつ買って、テンション上げて中華料理に使ってもらうのは

アリかなとは思います。意外と男性もカタチから入るよね。

(お米、飛び散りそうだから後片付けもセットでお願いしたいとこだけど)

せっかく買うなら自分も使うぜ、とか、どうしても中華鍋が欲しいなら、

打ち出しチタンの中華鍋】のほうがいいとは思いますが、

炒飯をパラパラに出来るかは鍋や直火に当てるかどうかの問題ではないし、

そもそも鍋なんて振ったことない。←無理だから

そして、家庭用の火力では、中華鍋の特性は活かしきれない気がします(笑)。

カジキのソテーやムニエル辺りをよくやる方であれば、

北村一男さんの鎚起銅器フライパン】がすごくふっくら仕上がりますので、

おススメではあります。いや、別にカジキには限らないです。魚料理全般。

世に出回っているものは数少ないですが、かろうじてならまだあるかと。

銅といえば、煮込みをする人は、板厚が2.5mm以上ある銅鍋(理想は3㎜)

ジャムや野菜の煮込み系をすると、発色がハッキリ違います。

ですが、個人的には薄い銅鍋はわざわざ買わなくてもいいかな。

野菜ダシ用に板厚薄めの銅鍋を持っていますが、

酸がNGなどの制約はあるので、用途は限られます。

そして、板厚が2.5mm以上あるものは、

今はほぼ中古でしか出回っていないかと。

そしてまぁ、中身入りで持ち上げるのは、ほぼ無理(笑)。

あと、以前料理教室の先生向けに開催していたまじょラボでは、

先生方のみなさん、かなり砥石にこだわりアリでしたね。

まぁ包丁はそれ自体の品質よりもちゃんと砥いでるかどうかによるし、

使う時間が長ければ長いほど、切れ味によって左右されるものも

当然大きくなるので、さもありなん。

だから包丁は、何を使うかよりも、使い終わったらサッと拭き、

頻繁に砥いでまで使いたいものかのほうが大事なことですね。

みなさまのオススメ(FBコメントより転載予定)

最近、私は【バーミキュラのユキヒラ】を16cmと18cm買いました。

発売当初に、重さで16cmのを選んだんですが、

18cmのは、4人分の一食分のメインおかずも作れるので便利。

ただ、20cmは重そうでパスしてます。

あとは、地味に【ストウブの鍋】が増えていってますが、

基本は、卓上にそのまま出せるタイプのものを買うようにしてます。

煮込み系は、【セラポット】がオススメかな。

なんといっても軽いのが大層嬉しい。

あとはサーモスの【シャトルシェフ】も、保温機能が便利で使いますが、

煮込み料理の多さにはよるかな?

家族が時間差で夕飯を食べるってタイプのご家庭にも重宝するかと。

ただ、結構リニューアルしてるので、最近のはちょっと分からないです。

見た目もテンションは上がらないので、隠せない場合は微妙かも。

小鍋は、【野田琺瑯】を使うことが多いかな。軽いし、かわいい♫

でもまぁユキヒラでもコト足りるし、野田琺瑯でもコト足りるので

そこはお好みで~って気がするかな。

くらジョ

他にもオススメがあったら教えてね☆

食材の選び方

野菜

・野菜は【実(なりもの)、茎、根】に分けられる

・夏野菜はほぼ、なりもの(実)

【なりもの(実)の選別ポイント】

ポイント1)私たちがイメージする形のもの

形がそろっていないもの(例:きゅうりの先細ったもの)は

気圧の影響等を受けていたり、味が落ちる。

気圧にイヤガラセされてはいるので、栄養価が高い箇所もあります。

が、美味しく食べるにはスキルが必要になる。

ダメではないが、選べるようなら形の良いものだと工夫いらずです。

ポイント2)重みがあるもの

実に水分(重み)があるほうが、甘みと美味しさがある。

水分=重さ&色の濃さなので、なりものは下まで色が濃いもの

葉ものはみずみずしいものを選ぶといい。

大体の場合、色が濃いと甘くてくどい系で、薄いと淡泊な味わいです。

調理法との相性もあるので、是非個性を活かしてあげてください。

ポイント3)切り口が瑞々しいもの

鮮度は切り口にあらわれます。果物も同様。

あとは、例えば茎が茶色くなったブドウよりも、

緑のブドウのほうが鮮度がいいです。

ポイント4)棘、ブルーム(白い粉)が付いているほうが新鮮

だが、品種改良により無いものも多く、ついていないから悪いものでもない。

【買う時~買ってからのポイント】

・水揚げする

・素材をひとつひとつ丁寧に調理する

・少しずつ買う

【根菜】

・根菜は品種なので、基本はお好みの品種を指定で買うのがよき

味が決まってるのはイモ、かぼちゃなので品種指定&

農園へのオーダーが一番確実ではある。

プロでもイモ類の個体差は切ってみないとわからないですが、

虫、病気、古いものは芽やシワに出ます

おまけ)意外とマルエツ(スーパー)は使えるそうです。

基本的に農園的には契約者(業者)へ最優先にイイモノが行き、

その後市場へと回ります。でまぁそこでセリにかけられます。

ちなみに、マルエツは豊洲ではじかれた野菜をバルクで仕入れてるから、

意外と珍しい野菜があったり、価格的にも穴場だったりもするとのこと。

ウチの近所にはマルエツがないので、私は全然チェックしてなくて、

プロによるクチコミです。

お肉

お肉は、基本的に体積が大きいほうが美味しく調理出来ます

そして、生きてる時のカタチに近いほうが、本来のうまみが出やすい

動物だって、生きている時の状態は、それで地上でバランスが取れている状態

ということなので、本当は動物もなるべく丸取りを意識するのがオススメ。

ただ、例えば牛は大きいので、丸取りは無理ですよね。

そういう場合は、カラダの両端を意識してもらうといいです。

例えば、牛タンを食べる時にテールスープを飲むというのは、

頭としっぽなので、非常に理にかなっています。

また、すじは全身から切り出してるものもあるので、

下茹でしておいてちょこちょこと使ったり、

茹で汁をブイヨン的に使うのもおススメです。

例えば、牛肉をよく食べる文化の西洋では、

靴は、裸足で牛革靴を履くのが本来の伝統。

足裏からも牛エキスを摂取しようっていう(笑)。

ニオイが二の次すぎるけど。

食器もボーンチャイナだったりします。

中国生まれってことじゃないですよ。

ボーンは骨。牛骨灰入りってことです。

ちなみに日本は植物の国なので、

裸足に草鞋・雪駄・下駄でしたよね。

ムダなく命をいただき、隅々まで活用するっていうことは、

食文化にコースがあるような国では、結構やってます。

食べられないところを足裏から補う伝統(笑)。

そう考えると、例えば鶏肉料理は、焼鳥がとってもオススメ。

色んな部位を少しずつ食べられるから丸取りにもなるし、

それが炭火焼きだともっとイイですね。

炭の良さなんてのも、言うまでもないかと。

ただ、鶏は卵がそもそも丸取りってことですから、

卵はめちゃくちゃ優秀食材ってこと。

私は、毎月20日頃に【永光農園】の卵を定期購入してます。

あと足りない分は、お肉屋さんのだったりを買うことが多いかな。

マルエツで売ってる『安曇野平飼いたまご』(6個入り)もアリ。

そして実は、一番難しいのは豚肉料理です。

調理法も難しいんですが、なんといっても雑食なのが問題。

実は結構体組織成が似ているため、豚がかかりやすい病気は、

人間にもかかりやすいと言われています。

だから、本来豚肉って無毒化の加工をするのが普通の食べ方で、

寒いヨーロッパだと秋冬のタンパク質確保のための保存性も大事でしたから、

例えばセージというハーブを合わせて無毒化したものがソーセージ、

燻製という手法を使って無毒化したものがベーコンとなるわけです。

日本はそれを添加物でやるから無毒化どころか色々おかしくなるんだけども。

【牛肉】

・アメリカンビーフは却下

ただしタンを買うなら流通の99%アメリカ牛なので、

食べたければ、そこはあきらめて買うしかないです。

今はほぼ特定の業者にしか、国産の牛タンはまわりません。

コロナ騒の時は、ちょろっと市場にも出てましたけどね。

店頭で牛肉を買う時は、

・赤が鮮やかすぎないもの

・白と赤の境がハッキリしているもの

を選ぶといい。

本当は、牛肉は生産者から直で買うのがオススメ。

やはり値段が上がっているので、直で買うのが当然一番安い。

そして、業務用冷凍庫で一気に冷凍して家まで届くので、

実はもっとも品質劣化が少ない。

基本的には店頭で売られているお肉も、

当然業者からは冷凍状態で出荷されて、

解凍してから店頭に並んでいます。

牧場併設のお肉屋さんとかだったら別かもだけども。

だから、買ってきたお肉を家で冷凍したら、

自動的に再冷凍になってしまうのです。

そして、家庭用冷凍庫でジワジワ冷凍するのは、更に味が落ちます。

それをまたドリップが出ないように解凍して調理する、

そのお肉を使って美味しいものを作るというのは、

実は初期設定の段階でなかなか高難易度なことに、

いつの間にかチャレンジしてるんです(笑)。

当然ライフスタイルにもよりますから、どの難易度のチャレンジをするか、

何をどう選ぶかはご自身の選択によるかと思いますが、

アタリマエのことのようで、実はハードチャレンジであることは

知っておいたほうがいいかなって思います。

家庭用冷蔵庫で解凍するよりも、業務用の解凍スキルのほうが

当然高スキルですから、その日に買ってきたお肉を、

その日に使い切るのならハードルは下がるかもしれませんが、

その場合って帰ってから調理するので、大体薄切り肉になりがち。

そして、最初に書いた通り、お肉の美味しさは基本的に体積と比例します

そうなると、塩で焼いただけでOK! とはならないんで、

やはりタレの味とかも大事になりますよね。

そうすると美味しい調味料が必要って話にもなったりします。

ちなみに、私がよく買うのは【九州食肉学研究所】で、スネ、テール、挽き肉、

すじ(引きすじ/赤身すじ) 、、、でも、皮付きの豚バラブロックとかも買う。

豚の薄切りも厚さが指定できるのが便利で(でも今は停止中)、

鶏ムネ肉も毎回買いますなぁ。便利。

豚挽き肉はちょっと脂多めで、私は好みではないです。

そんな感じで、牛肉だけじゃなく豚肉も鶏肉も買ってます(笑)。

届いたらまとめて冷凍庫にINです。日本の流通ありがとう。

それと、病気にせずに時間をかけてじっくり育てる【菊地源吾牛】の

ホルモン(白モツ)は、脂が特に美味しいのでおススメです。

当然源吾牛のお肉はどれも美味しいんだけど、

時間をかけて丁寧に育てている分、家族に大食漢がいたら、

日常的に使うのはお値段的にきついかなと。

ただ、ホルモンなら比較的安いので、買いやすい。

源吾牛のお肉は、牛肉の匂いが苦手って方にも、

是非食べてみてもらいたいお肉ではあります。

鉄のフライパンで塩パラパラ~で焼くだけで、めっちゃ美味しいです。

これでダメなら、牛肉は諦めて~って感じ(笑)。

もっとザ・肉ぅ! って感じのお肉が好きなのよねって方は、

いるかとは思いますけどね。

そう遠からず出てくるであろう、源吾牛の雄に期待しているところです。

【豚肉】

・必ず、ブランド名を持つ豚を選ぶべし

品質的に国産豚肉で最高峰なのは、【富士幻豚】かな。

もぉぉしトンカツ用の分厚いロースを見かけたら逃さず買ってください。

そしてじっくり揚げてみてください。

豚肉ならでは脂の甘さ、美味しさが正義です。

最近は、ホント滅多にお目にかからないけどね。

丁寧に育てられてるという意味では、【ぶぅふぅうぅ農園】もやってます。

ただ、ネットショップは止まりがち。

どちらもイイ豚肉はレストランに優先的に行くので、

なかなか買えないのがネックです。

【鶏肉】

・ブラジル鶏以外を選ぶべし

というわけで、安い外食/スナック惣菜での鶏肉料理は、

まったくおススメしないのが昨今の情勢。

食べる時に鶏肉の産地が明記されていないものは、

ほぼ中国産かブラジル産だと思っていいと思います。

ただ、お肉屋さんなどで買えば、まだ結構品質的に選べますので、

家庭料理の鶏肉料理を、いくつかレパートリーにしておくといいかも。

ちなみに、ムネ肉を塩水漬けにしておいて、

少しずつ使うのはとてもオススメです。

メインのおかずにまるっと使うのも全然アリだけどね。

おまけ)【肉醤(まるはらのにくしょう)】という、

鶏レバー+ハツ+塩で作られている醤があります。

レバー苦手だけど鉄分欲しいし、極力丸取りしたいので、

私は鶏肉料理などの時には、特にコレをよく使います。

といっても、塩みもあるので少量ずつしか使わないので、

より鉄分プリーズな方向けには、鶏レバーの粉なども売ってます。

チキンカレーには、鶏レバーを入れると相当美味しくなるので、

レバーのパウダーを多めに使いたいのはチキンカレーの時くらいなんですが、

まぁその時は新鮮なレバーを買えばいいかなって。

私はレバーは苦手なので、現物は家族行きですが。

間違って食べないよう大きめに切って入れておいて、避けます。

ただ、ちゃんとした食材ほど『相性』ってあります。

合う/合わないは、ご自身の体感で判断してください。

オンラインで買える食材屋さんリスト

さすがに取扱品目多く、取扱品もコロコロ変わりますので、

全部が全部いいかどうかまでは分からないです。

オンラインで買えて、ヒット率が高いところって感じで捉えてくださいね。

安心堂 食のSELECTネットショップ

自然食品・有機 無農薬野菜のオーガニック ネット通販 - たべるとくらすと

多分、ホントは定期購入とかが生産者さん的にもいいんでしょうけど、

使い慣れていない野菜は余りがちだったりもするので、

通販で買うとしても品目指定しての単発購入くらいになってます。

みなさまのオススメ(FBコメントより転載予定)

くらジョ

オススメがあったら教えてね

添加物について

避けたほうがいいもの5選

① 調味料

②カラメル色素

③乳化剤

④スとムで終わる甘味料

⑤よくわからんヤツ

で、基本は、総量が大事

更に、摂取量<排出量なら、無問題

ちなみに、基本的には複合調味料(○○のタレとかソースとか)に

いらんもんが多く入ってきます。

で、基本の調味料の組み合わせで、大体のものは作れるんですよ。

なので、基本調味料に変なものが入ってないものを選べば、

日々の食卓にはそんなに入り込まないですし、

たまに外食で食べるくらいは、気にしなくても大丈夫かと。

でまぁ、良い素材を揃えていれば、シンプルな調理法で

味を引き出すだけで美味しいので、そこは基本「お値段なり」の部分です。

ま、高くてもイイとは限らないのが世知辛いところだけど(笑)、

旬の食材以外に、安くてイイものはナイです。それは無理だから。

添加物や活性酸素などなどについて詳しく知りたい方は、

ブログの別記事を見ていただくほうが勉強にはなるかと。

『食品添加物を避けなくてもいい理由と、避けるべき本当のライン』

調味料

取り急ぎは、具体的品目のオススメ品リンクです。

どんどん新しいのを試したくもなるし、

これはそうそう固定ではオモテには出しづらいんですよね。

よかったのになくなるもの、改悪するものなどもあるので。

それぞれについては、別途PDFを順次配布していますので、

選び方やちょい足し技などについては、そちらをご覧ください。

ここに載せているのは、もちろん現在料は厳選していて、

チョイ足しとか何もせずに使いやすく、美味しい調味料たちです。

砂糖

私は、日常的な料理(加熱)用には、茶色い砂糖系を使ってます。

コレ】がサラサラとしてて使いやすいので、あると買ったりしますが、

結構品切れなことも多い。ない時は、【洗双糖】を使ったり。

「黒糖」は、黒蜜を作る時やよほどコクが欲しい時のみに使うけど、

腐るようなものではないので、常備はしています。

お菓子は滅多に作らないので、「白い砂糖系」を買うことはほぼしないです。

ただ、神社でもらうのであるっちゃ~ある(笑)。

ミネラルが入ってない分、味がもったりしないというのはあるので、

スッキリした甘みが欲しい時には、ご神饌のスティックから使ってます。

それと、加熱調理はおススメしませんが、

熱を入れない甘みには【オリゴのおかげ】を使うのがおススメ。

他のオリゴ糖シロップ製品の品質は分からないので使わないけど、

オリゴのおかげの昔からあるシンプルなパッケージのは、まとも。

オリゴのおかげは、何かのつけだれに使うとか

加熱終了後にサッと絡めるような使い方をします。

で、これだけは他の代用商品が今のところないのです。

そして、どこのスーパーでも買えるのも、メリットですよね。

今後も色んなラインナップを展開してくるかもしれませんが、

オーソドックスなのがおススメ。

あと、梅シーズン前には【氷砂糖】を買っておきます。

あとは、はちみつやメープルシロップも常備してます。

が、砂糖の代用にはしないです。味が全然違うし。

それぞれの特性をいかして使うって感じです。

オススメのはちみつ

色々あるんだけど、、、通販で誰でもお手軽に買える中での最高峰は、

コレ】かなーって思いますが、もはや薬同然なので

直接舐めるだけにしたほうがいい。

どんどん値上がりもしてるので、何かに溶かしたりするのはもったいないです。

それは、砂糖でいいんじゃないかなって。

でもまぁ、ちょっと体調の悪い時の朝にヒト舐めするのはオススメ。

オススメのメープルシロップ

メープルシロップのオススメは、今のところ【メイプルヌーヴォー】一択。

常用するものではないですが、血糖値スパイクが起きにくいのは

メープルシロップのイイところ。

2024年のよりも2023年のほうが好きだけど、

どちらでも飲めるくらい美味しいっす。(甘党じゃないのでやらないけど)

砂糖はカラダにイイモノではないけど、甘みをむやみに控えるのは

美味しくなくなりがちだし、安易な置き換えはする意味がない

うまく使うようにしてくださいね。→PDF(配布済)

おススメは【五島灘の甘い一番塩】(粒大きめ)

生産量が多くないため売り切れの場合があるのと、

職人さんが変わって、少し味が尖ってしまいました。

前のほうが好きだったので、最近は買ってないです。

味の基準にはイイと思うし、それでも美味しいけどね。

パウダー状のお塩がお好みの場合は【ぬちまーす】がオススメ。

ぬちまーすは特許製法なので、これだけは例外なんですが、

ドエライ入手ハードルが上がってます。

個人的には魚料理との相性はいいな~って思います。

塊肉、魚の下味などには【わじまの水塩】もおススメ。

なんですが、輪島ですからね・・・もう採取出来ないかも?

まぁ、自分で飽和食塩水を作ればいいだけっちゃ~いいだけ(笑)。

こだわりラインのお塩は、ほんっとーーーに色々ある。

ただ、やはり総じて高くなりがちですし、沼ります。

まじょ

田野屋塩象さんの【Ginzo-Salt】も好き。お師匠さんの塩は一般人には手が出ないけど、塩象さんのはまだ買いやすいです。

他にも色々あって、マジでキリがない。

日常料理用に価格的に使いやすいのは、伯方の【されど塩】かな~。

私の好みよりは、ちょっと鋭いんだけどね。

で、安定の大企業あるあるで、伯方塩業のも

コレ以外は一切オススメしないです。

ただ、塩はホントーに色々あって、

自由化してから参入してくれる人たちがいて、

その方たちがどんどん商品化してくれて、

それが次々出てくるんで、ありがたくも完全に沼ってます。

ただ、塩田そのものは必ず一度途切れてます。一度国内は全滅してるんで。

もし、続いてたとしたらそれはJT傘下でしかない。

売り文句として『現代に合わせて伝統的な製法を復活させました』なら、

表現としては正しいかもね~とは思います。

あまり誇大表現に踊らされないようにしてくださいね。

私の見極めポイントは、舐めてみて甘みや丸みを感じるかどうかと、

発酵モノがうまく出来るかどうかです。

自然塩の選び方さえおさえていれば →PDF(配布済)

色々と試してみていいんじゃないかなと思います。

お酢は、効果効能的にもうまく使えるようになっておくといいです。

オーソドックス中では、【富士酢プレミアム】は酸味が柔らかめ。

ただ、お酢はとにかく効果効能が多すぎてケチらないほうがいいので

日常的に使いやすいのは、【本造り純米酢きぶき】かな。

こちらは、マルカンという大企業の本気商品で、

発酵のハコリコさんもおススメのお酢。

ただこれも大企業あるあるで、【きぶき】以外はおススメしません。

他のマルカンのお酢は、原材料を見るだけでも買う価値はない。

お酢風の何か、です。

むぎ酢『純麦の酢』も安くて比較的まろやかで、『まじょ酢』作りにも

オススメだったんだけど、最近は全然みかけなーい!

まじょ

と、困っていたところ、富士酢プレミアムで酢酸菌入りのがありました! 安くはないけどね(笑)。

あと私は、中国黒酢、りんご酢、赤酢、

バルサミコ酢(赤・白)などを常備していますね。

合わせ酢・すし酢・三杯酢などは使う時に作ればいいので、

無理して買わなくていいんじゃないかなとも思いますが、

私は手抜き用に【与兵衛のすし酢】は買ってます。

酢の物と酢飯にしたい時がちょいちょいある(笑)。

作って冷ましておくってのが面倒くさくてね~。←

あと、バルサミコ酢・中国黒酢は、

他のモノで代用するのはちょっと厳しいかなと思うので、

メニューレパートリーが増えたら、揃えるといい調味料ですね。

例えば、赤ワイン酢をめっちゃ煮詰めたらバルサミコ酢風にはなるけど、

それならバルサミコ酢を買ったほうがだいぶ早い(笑)。

確かに赤ワイン酢のほうが一見全然安いけど、

煮詰めたら結果的にあまり変わらないんじゃないかな。

バルサミコ酢

バルサミコ酢は、モノにもよるけど、基本は値段に比例します。

お肉との相性が大変よいので、肉料理にとっても使いやすいんですが、

高いのをドバドバ使うと、使用頻度によっては

なかなか家計に響くと思いますのでグレードと値段等々、

うまく選んで使い分けるといいですね。

日常的には使いやすいさらりとしたタイプの赤バルサミコ酢があると、

ソースやドレッシング系の割とどちらにもイケますが、

ソースなどに使う時は少し煮詰めることをおススメします。

イチイチ煮詰めるのは面倒くさいって方は、

トロミがある熟成タイプをいきなり買ってもイイかなと。

ただ、ドレッシングなどに使う場合は、

赤よりも白バルサミコ酢のほうが、個人的にはおススメです。

ざっくり分けると、魚介・野菜系は白、

肉は赤を使うことが多いかなって感じですね。

もちろん例外はありますけどね。

白ワイン酢使用って書いてあるレシピにも、

サラリとした白バルサミコ酢は使えます。

少し割高だけど、そこまで頻出でなければそれもアリかと。

こだわり始めるとバルサミコ酢も、キリがないです。

私がとっても気に入ってる黒バルサミコ酢は、6,000円台だったかな。

もはや赤でもなく黒(笑)。

スーパーなど、店頭で売ってるものでオススメできるものはないので、

通販で加減を見ながら買ってみるしかないかなと。

黒酢

黒酢は大別すると、「日本の黒酢」と「中国の黒酢」があるんですが、

正直、日本の黒酢は、特に買わなくていいかなって思います。

どうしても買いたくて、収納場所もあるなら止めませんが、

米酢で代用可能な範囲のものがほとんど。

料理が全体的に黒くなるから、あまりオススメはしないです。

はじめっから黒い前提の黒酢酢豚や黒酢肉団子は美味しそうだけど、

それは中国の黒酢を使う料理たちなので。

中国の黒酢は、さすがに代用が効くものもないし、

味に特徴がありすぎるので、中華料理を頻繁にやる&食べるなら、

中国の黒酢は、買うしかないかなってところですね。

黒酢酢豚や酸辣湯、小籠包辺りにはマストアイテムですね~!

で、オーソドックスなのは、【鎮江黒酢(鎮江香醋)】かなと。

だいたい中華料理のレシピで「黒酢」って書いてある場合は、

コレを使ってることが多いんじゃないかなと思います。

3,500円くらいする、美味しい中国黒酢もあるらしいんですけどね。

黒酢酢豚や酸辣湯、小籠包あたりを家で食べたい方は、

店頭で小瓶を見かけたら買っておくといいかなって思います。

さらに『まじょ酢』なんてものも作っていたりしますが、それは追々。

あと、冬は柑橘のほうがオススメです。

→PDF

醤油

ミツル醤油の【生成り(濃口)】が、美味しさの基準になるお醤油かなと。

とはいえ、少し日常使いにはお高めなので、

日常使いの料理用として使うお醤油としておススメなのは、

岡本醤油の【濃口醤油(本仕込み熟成2年醤油)】かな。

ハコリコさんに教えてもらって、私も日常使いしてました。

あと、それとは別ラインで、私はお刺身やお寿司には、

かめびしの【古醤油五歳造】を少量使いします。

冷蔵庫の中で牛乳たちと並んで居座る、細長い醤油瓶(笑)。

少し濃いめですが、ちょ~っとだけお刺身につけたり、

美味しいお餅にはコレをつけて食べたくなるのです。

まじょ

毎年五節句を経て、9月9日の重陽の節句の時に開封して10日AMに発送通知を見るよりも前に届く、フレッシュ感強めのお醤油【玄蕃蔵】。ヒゲタ醤油なんですが、これまた大企業あるあるで、玄蕃蔵以外はオススメしないけど玄蕃蔵はかなりオススメで、2024~2025年にかけては我が家のメイン醤油に。あまり他の醤油をあれこれ買わなくなってしまいました。使いやすいんですよ。

あと、五歳造ラインの濃いめ醤油としては、湯浅さんの【】もオススメ。これも数量限定だけど、すき焼き、醤油ラーメンなどに使います。

醤油も塩みの強さや熟成加減もあってホント好み次第だと思いますが、

かなり風味の決め手にはなりますので妥協はしないほうがいい。

→PDF(配布済)

そうそう、信濃屋さん系のCASKにはミツルのをはじめとして、

結構こだわりのあるお醤油たちが軒並みミニ瓶で売っているので、

それを買ってみて比べてみてから正規サイズを買うのもいいかなと。

あと、しろたまりや淡口醤油など、そんなに頻繁に使わないけど

使うことはあるので必要って醤油は、ミニ瓶で買っておいて冷蔵庫に保管してます。

それから、醤(ひしお)を作るのもオススメです。

個人的には、塩麹よりも全然カンタンで使いやすいと思います。

味噌

神社の近くには本来発酵蔵があるものなので、神社参拝の折に

付近にある味噌屋さんなどがあれば、そこの蔵出しを買ってみるのも

オススメですが、通販で買えるものとしては、【藤原みそこうじ店】の

「豆味噌」「米味噌」はおススメ。迷ったら「合わせ味噌」でもOK。

ここの3年モノは比較的味的にも使いやすいので、

「米味噌」の3年モノがある時は(体験的に)是非買うといいかなと。

色んな味噌があるので、是非お好みのものを見つけてみてください。

あとは、『辛糀』を買うついでに、【高木麹商店】さんの味噌も

比較的よく買います。ここの『かぶら寸し』もめっちゃ美味しいけど、

タイミングが相当難しいようです。金沢チーム、いつもありがとう。

その他にも【まるみ麹店】のものを買ったりしますね。

『ひしおこうじ』、『生麹』(ただし大容量)や『麹スィート』などを買う時は

麹の毛足が長いまるみ麹さんで買うことが多いので、

買う時はまとめてって感じです。

ついで買いといえば、【マルカワみそ】さんの味噌もたまに買います。

私は、インスタントの『フリーズドライ味噌汁』の「あおさ」を

備蓄も兼ねて買っておいてます。ただし「あおさ」のみね。

味噌汁作るのが面倒くさいわ~ッて時には、

これに温めた野菜ダシ(ベジブロス)をかけたり、

お湯をかけたりしてね。ローリングストックや~。

ちなみに「麦みそ」は、醸研究所ひかりんおススメの

井伊商店】さんの「麦みそ」が好きですね。あっさりめ。

麦みそシーズンの他、豚汁など具沢山の味噌汁の時は、

麦みそをメインで使うことが多いですね。

あと、甘みにもなるので「白味噌」は、あると意外と使いやすい。

私は【山利】さんの「白味噌」が、今のところ一番好きです。

通販もアリだけど、紀ノ国屋には山利さんから直接仕入れて、

紀ノ国屋内で詰め替えてくれてるパッケージものがあるのでありがたい。

賞味期限が少し短いので、白味噌シーズンには常備をしますが、

賞味期限間近になったら玉味噌などを作っておきます。

コク出しや甜面醤の代用、カレーなど、「八丁味噌」には

意外と使用用途がいっぱいあるので、常備がおススメ。

健康オタクの家康が三河で囲うくらいには、

八丁味噌は、特に栄養価が高いです。

麦味噌と同じく、利権のイヤガラセかっていう変なルール改正案があり、

今後、本来の八丁味噌を『八丁味噌』とは名乗れなくなるかもという

謎の可能性がありますが、【カクキュー】さんか【まるや】さんの

どちらかで買うようにしてください。

この2つしか、本来の「八丁味噌」が造れるメーカーはないので、

商品名には惑わされないようにしてくださいね。

本当は蔵出しシーズンに直接買うのが一番オススメではあります。

ただ、そんなに色んなお味噌があっても使い切れないわって方は、

八丁味噌パウダーもオススメです。

カクキューのはパッケージがかなり大きいので、

パウダーは、まるやのほうがオススメかな。

ホームメイドショップKIKUYA
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味噌は、色々と使い方にコツなどもあったりしますが、

それは追々。→PDF(配布済)

これらが基本のいわゆる「さ・し・す・せ・そ」。

プラス「日本酒」「みりん」が基本の調味料7種かなと思うので、

まずこれらをイイモノ使ってください。

日本酒・みりん

日本酒

日本酒は、私はアルコールを飛ばしてしか使えないので、

正直なところ味の差は全然分かりません。

ただ、瓶ゴミを増やしたくないから紙パックがいいなっていうのと、

日本酒の味比べをした時に(飲み込んではいないよ)

八海山系が好きだったので、石川県の純米酒を選んでます。

まぁ能登復興支援的な意味合いもちょっとあります。

その前から買ってたけど(笑)。

料理用に使うなら【コレ】が美味しいと聞いたことはあるんですが、

正直なところ、煮切ってしか使えない私には猫に小判。

みりん

みりんの圧倒的おススメは、なんといっても【寶本味醂】です。

どこでも売ってる大メーカー様、宝みりんの商品。

よくCMで見かけ、スーパーで見かける宝酒造の『宝・本みりん』は、

NGポイントをわざわざ選んで踏んで歩くような最ドボン商品ですが、

同じ大企業が京都の料亭用にひっそり作って、ひっそり売ってる本気商品。

ザ・大企業あるある。

一般消費者向けに安くて品質もNGなのを作って

スーパーなどで売り、その利益でちょっと本気商品を作ります。

で、この【寶本味醂】は、煮切っても間違いなく美味しい。

みりんの中では、今のところ圧倒的おススメ商品です。

創業明治元年の酒店 いけださかや
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そして、大メーカーがプロ向けに作ってる商品だから欠品などがない。

あかん方向に突っ走る本みりんメーカーが多いんですが、

これはプロ向け商品なので、味が劣化すれば

すぐにお客さんやお店に指摘されるから、その心配もないです。

更には、美味しい本味醂の割に、お値段も安いんです。

ちなみにこの【寶本味醂】は店頭ではほぼ見かけないと思いますので、

通販で買ってください。フツーのスーパーの店頭にあるような

宝みりんの他の商品はすべて、私的には買う価値なしのドボン商品です。

難点をあげるとすれば、業務用商品なので、

瓶で1.8Lの大容量サイズしかないのが唯一の難点。重いっ。

なので、重さがツラい方は、今お使いのみりん瓶など容器に

入れ替えて使っていただくのもいいかなと思います。

私は完全アルコールNGなので、この容器に『煮切りみりん』と、

『かえし』は作って冷蔵庫に常備してます。

そのまま使う場合は、常温保存で問題ないです。

その他の調味料について

あとは、何料理を頻繁に作るかで必要度は変わると思いますが、、、

オイスターソース

基本的には、原材料が広島産(瀬戸内)の牡蠣を使っていて、

化学調味料などの添加物が極力入らないものを選んでます。

牡蠣の産地を選ぶと大分限られてしまうので、

ファーストステップは、よく知らない原材料が入らないもの

で、次のチェックポイントは、瀬戸内の牡蠣で作られているものですね。

比較的シンプルな材料で作られているものは、

他にも探せばちょこちょこあるんですが、

私は牡蠣が苦手なので、あまり牡蠣が全面に出すぎていると、

それはそれで苦手だったりします(笑)。

そんなこんなで、色々試してはみたんですが、

牡蠣が苦手な私には、純粋なオイスターエキスは無理でした。

とはいえ、和食っぽすぎるオイスターソースでは、中華の時に物足りない。

料理によっては使うこともありますけどね。

間をとると【メガシェフ】は使いやすいラインだなと思います。

安いし、カルディでも売ってるのが便利。

ただ一旦品切れすると再入荷までが長い。

そういう時は、広島産の牡蠣使用で、

化学調味料などが入らないオイスターソースに、

この【かき美醤】をちょい足しして使ってます。

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このちょい足しが容器的に出来ないのであまり買わないけど、

前田家のオイスターソース】はちょっと濃いめで、味はいいと思う。

ちょい足しも面倒だわ~って方にはいいかも。

豆板醤

結構色々なのがありますし、こだわろうと思えばこだわれるんですが、

赤くないと両親的に豆板醤感がないみたいなので、

基本は【ユウキの豆板醤】を常備してあることが多いです。

紀ノ国屋や富澤商店で買えるし。

ただ、色々と試してみたりもするので固定ではないですし、

結構勝手にブレンドしちゃったりもしてます。

あとは、あまり一般的ではないかもですが、『ピーシェン豆板醤』も

常備はしてます。混ぜて使うと美味しい。

ナンプラー

砂糖入りのと砂糖なしのが売ってますが、私は砂糖なし一択です。

欲しかったら足せばいいしね。

現地のでもっと割安なものもあるんですが、軒並みパッケージが使いにくいか

砂糖入りのどちらかなことが多い。

あと、結構主張が激しいのであまり一回には量を使わないということもあり、

小さめな瓶の【ユウキのナンプラー】を常備していることが多いです。

エスニックをやるなら、必須かな。

あとは、ナンプラーの独特なクセが苦手って方向けにも

オススメではあるんですが、ハタハタの【諸井のしょっつる】で

代用することもあります。

粒マスタード

ソーセージはもちろん、ポトフやらにも使うし、ステーキなどに添えたり、

ドレッシングやポテトサラダに入れたりもするので、

我が家でも使用頻度は高い。

で、粒マスタードのおススメは、【ポメリー】です。

ウスターソースってリーペリンのことじゃないの? と同レベルで、

粒マスタードって言えばポメリーでしょって思ってます。

な ん で す が、難点がいくつかあります。

まず、あけにくいんです。

なんといっても、ロウで封印されてますから。

妖精サンがあけてくれるのを待ちたくなりますが、

残念ながら、ウチにはポメリーをあけてくれる妖精サンはいないのです。

で、ロウ部分はナイフをあてればポロポロと外せますから、

適当にロウを削って、コルクと瓶の隙間にナイフ的なものを入れて

ぐるっと一周させてあけるのが、結局、おススメの方法かなと。

あと、デカイのしかないから、重いんですよね。

開封後、冷蔵庫の中で邪魔なんだよね~と思っていたら、

紀ノ国屋で小さいの(100g)を見つけました~!

しかも、シリコンキャップなので、難点すべてクリア!

ありがたい~~~!

ただ、ネットでは売ってないみたいですね。

今のところ、検索しても出て来ないです。

スイスのスーパーにはミニの他、ディジョンタイプまであった。いいなぁッ。

開封後は、しっかり密閉して冷蔵庫にしまっておけば、

粒マスタードなんてそうそう悪くなるものでもないですし、

なんだかんだと気が付いたら500gくらい使うんですけど、

紀ノ国屋で100gの小さいのを5回買うほうが、

多少割高ではあっても使いやすいよ~って思います(笑)。

小さい店舗だと取り扱いがないかもしれませんけどね。

甜面醤

使う時は結構ドカッと使うことも多いし、瓶じゃなくてもいいので、

冷蔵庫の調味料棚に入るギリギリ【ユウキの業務用(500g)】を常備してます。

カラメル色素なしの甜麺醤は、結構レアです。

タバスコ

いわゆるタバスコはメキシコの衛生面で、おススメしないんですよね。

昔、私の栄養の先生が視察に行ってドン引きして帰ってきた。

私がタバスコ代わりに常備しているのは、かんずりの雷ソース。

唐辛子への道 ハクタカ
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私が気に入って買っているのは一番辛いヤツですが、

辛さ耐性レベル普通の母は、2滴でヒーヒー言ってますので、

いきなり一番辛いのにはいかないほうがいいのかもしれない。

あと、高木麹さんの『辛麹』を使うことも結構あります。

あらかじめ普通レベルの辛みにするのは唐辛子を使いますが、

自分用に使う時は大体どちらかですね。

胡椒

どこのがどうイイというよりは、ファーストステップとしては、

ミルで挽くタイプ(つまり粒)がおススメと言われるかと。

確かに風味が全然違いますので、それはその通りだなと思います。

なんですが、白胡椒に関しては、加熱時に使うことも多いので、

白か黒のどちらかをパウダータイプにするなら、

白胡椒のパウダーはまだアリかなとは、個人的には思っています。

ただし、割とそれは朝岡スパイス限定。

ミルで挽いたものだと結構荒くて、粒感がクチに残ることもありますしね。

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そして、電動のミルはやたらとデカイ。重い。なんだかよく止まる(笑)。

そんなわけで、電動ミルも何回か買ったけど、挫折しました。

何か設定ミスってるのかな。

で、我が家には黒用の手動ミル、白用の手動ミルのどちらもあるんですが、

なんなら、台湾胡椒用にプジョーの小さいミルもあるんですが、

手動ミルを手でゴリゴリやるのは、両手を使うんですよね~。

調理中に両手を使って、湯気の上で胡椒をゴリゴリとやるのは、

詰まりの元にもなるし、ちょっとしたストレスを感じることも。

なので、割とお手軽な白胡椒パウダーを使いがちです(笑)。

朝岡スパイスのは、細かくて風味もいいですしね。

ちなみに、仕上げにかける黒胡椒は、

粒で買って、使う時にミルで挽くのがおススメです。

さすがに風味が全然違うので。

黒胡椒の風味は生産地にもよりますから、

黒胡椒の味にこだわるなら、まずチェックするのは産地ですね。

カンポットペッパー】辺りが王道かなと思いますが。

ただ、胡椒って戦闘力アップのスパイスなのです。

言い方を変えれば、キレやすくなるとも言えるので、

なんでもかんでも塩&コショーっていうのはやめたほうがいい。

ただ、それでも使用頻度はそれなりにありますし、

団塊世代の両親は使いたがるので、

黒胡椒には、ちょい足しして使ってます。

あと、個人的に謎なのはエスビーの【テーブルコショー】ね。

コレ入れると何故か、町中華の味になるんですよ。

何故かコレでしか出せない味がある、代用が効かないもの。

現在料を見ても謎が深まるばかりなのです。

ただ、ホント代用が効かないので、これも常備してます。

マヨネーズ

私は、化学調味料(アミノ酸等)入りのものは買わないです。

原材料が極力シンプルなものがおススメ。

以前、GARDENで売っていたオリジナルのセイアグリーマヨネーズは、

確か原材料が「なたね油・卵・りんご酢・塩」のみで、

味も美味しくてすごくよかったんですが、製造停止してしまいました。

でっかい瓶入りなのが不評だったのかな。

さすがに、なかなか原材料がそれだけっていう市販のマヨネーズは、

今は少ないんじゃないかな~と思いますが、

スーパーでも比較的見かけるのは、【松田のマヨネーズ】ですかね。

ツッコミどころが多すぎるホームページですが、

普通にスーパーでもガンガン売ってるので無問題。

辛口・甘口とあるんですが、私は辛口派。

ただちょっと代替わりをしてからの情報はイマイチつかめてないんで、

状況は変わるかもしれないんですけどね。

今は、色んなところからマヨネーズが出ていますから、

なるべくシンプルな材料のものを選んで買うといいと思います。

なんだかんだとマヨネーズを買う機会って割とあると思うので、

買いやすいことも大事なポイントかなと思います。

ウスターソース

焼きそばのソースなどにも使えるし、

ミートソースの隠し味や、デミグラス系のソースなどにも使えるから、

ウスターソースも、あると便利かなと思います。

ところでウスターソースとは、そもそもリーペリンのことですよね?

というくらいには、リーペリン推しです。

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リーペリンのも、割とスーパーで買えるので入手しやすいのでは。

〇〇エキス入りのウスターソースとか、全然いらない。

ついでに、中濃ソースは【トリイの桶底ソース】派です。

スパイシー好きなんですよね。

それと、私的必須な調味料は『柚子胡椒』かな。

ただ、私は基本手作りしてしまうので、特にオススメ商品はわからない。

あ、ポン酢も柚子シーズンに作って、常備してますね。

足りなくなったら市販果汁のを『混ぜるだけポン酢』をサッと作ります。

結構色々試したけど、市販のポン酢そのままで美味しいっていう商品には、

私はほぼ出会ったことがないです。ごめん。

ギリ美味しいと思ったのは、ミツル醤油の『橙ぽんず』くらいかな。

でもま、手作りポン酢がなくなる頃にはこちらも品切れしちゃうので、

ここ何年も買ってないです。

あとはハーブスパイス類で、切らさないようにしているものが

いくつかあるくらいな気がします。(ウソです、結構ある)

あと、重要なのは「あぶら」です。

長くなるので、使い方も含めてこちらにまとめてあります。

『油と脂とあぶら』

まぁ、植物の種由来の「油」。動物の「脂」。

それらをつなぐ植物の「あぶら」。

それぞれのチカラを引き出す使い方をしようという話が

長々と展開されてます。

我が家が一番使うのはオリーブオイル。

フレッシュで使うと風味が抜群なスペシャルなオリーブオイル

エドアルド・ヴァレンティーニ】は加熱にも耐えられるくらい強いですが、

フレッシュのほうが美味しさ(風味や独特のえぐみ)は分かりやすい(笑)。

もうちょっと使いやすいお値段のオリーブオイルは【サッシカイア】かな。

どちらもワイナリーの端っこで作ってるので大量には作られず、

品切れになりやすい&1年に1回しか入荷しないので、

ご縁があったら買えたらいいですね~って感じです。

でもまぁワイナリーが本懐なので、オリーブオイルでそこまでの

利益を出そうとはしない実直な商品と言えます。

オリーブオイル界では珍しいことです。(それもどーよ)

私が日常用によく使うMINOS CRETA BEST PGI は、

基本がレストラン用なので6本入り販売が基本になりますが、

我が家は揚げ物やパスタが多いこともあり、全然使っちゃいます。

あと、調理用には、香りがつかない米油太白ごま油を常備しています。

基本的に調味料は瓶モノよりもペットが一段(品質)落ちます。

なんだけど、瓶ゴミ増えすぎるし(重い)、

米油と太白ごま油くらいは、ペットボトルでよくない? ってなってます。

※同じ理由で日本酒も紙パックです。

米油も一番品質がイイのはコメーユなんだけど、

まぁそこまでこだわらなくてもいいかな~って。

オリーブオイルは、品質ごとダダ下がりするのであかんけどね。

油だけで使うことはなくて、基本は薬味やスパイスの抽出のために使うので。

私は主にホールのスパイスやにんにく、ねぎ、生姜など、

薬味系の抽出に油を使うイメージです。

あと、野菜や米などに纏わせることもあるかな。

動物(肉)にはあまり油を合わせたくはないので、

にんにくや生姜が吸いきる量とか、野菜が吸収する量を使うって感じで、

肉を入れる前に油が余ってるな~って思ったら拭いちゃうかな。

遅かれ早かれ一体化するんで、そんなに気にしなくてもいいとは思うけど。

でまぁ、イタリアンとか欧風料理系なら、オリーブオイル、

中華やアジア系ならごま油・・・くらいの雑分類です。

ただ、ごま油の風味を生かしたい時は、最後にちょろっとかける程度。

最初からごま油を使って調理したものは

私にとってはちょっとクセが強いな(つか、飽きる)と思うので、

太白ごま油を使って調理をして、仕上げにごま油ちょろりですね。

おかげさまで、ごま油はそんなに減らない(笑)。

うまみ担当

トマト三種の神器

私にとって欠かせないのは、【エフピーイタリアのダッテリーニトマト缶

美味しすぎて、ケース買いしてます。

オリーブオイルとこのトマト缶をフライパンで煮詰めて、冷蔵庫に常備してます。

それとパスタを絡めただけでも美味しいトマト系パスタは秒速で出来ますし、

カレーにもトマトペーストは必須。

ミネストローネなんかもちょいと入れるだけで美味しいのが作れる。

ナポリタンなんかも美味しく出来るし、

黒にんにくをスプーンで潰して合わせたらほぼケチャップなので、

ケチャップの買い置きも不要になりましたし、

バジルを散らせば、ピザソースにもなるなる。

鶏肉にトマトソースとかもコレでカンタンに出来ますが、

煮詰めるのも面倒だわって方にオススメなのは、

エストラット・ディ・ポモドーロというトマトペースト。

フランス料理教室主宰の後藤初美さんに教えていただいたんですが、

ちょっとトマトペーストを入れたい時にはコレ一択です。

ただ正直、他のトマトペーストを使うんだったら、

エフピーイタリアのトマト缶を煮詰めておいたヤツのほうが美味しい。

ただし、エストラット・ディ・ポモドーロは品切れになっていることが多く、

なかなかの入手困難品なのでもったいないって思っちゃうから

エフピーイタリアのトマト缶はトマト缶で、やっぱり必須。

なんですが、エストラット・ディ・ポモドーロも見つけたら入手しておくと超便利。

肉や魚のソースにちょっと入れると美味しくなります。

単純にトマト味のソースにしてもいいんですが、

にんにく+醤油+みりん+コレ(+ベジスープ)のソースは、

肉にかけても魚にかけてもご飯が進んで、ヤバいヤツです。

あと、オーガニックハーモニーのトマトジュースも

飲む用兼料理用に常備してます。

スープ系とか、ミートソース系などにも。

昆布

奥井海生堂【蔵囲利尻昆布】は間違いがなくオススメなんですが、

最近は販売がないですね。まぁ昆布も絶滅危惧種ですから・・・

私はあまり和食派ではないこともあり、

そんなに真面目に出汁をひかないんですが(ひけよw)

かえしに入れておいたり、湯豆腐に使ったり、

生姜焼きのタレにも使ったり、昆布は入れると入れないでは

味の深みが変わるので、昆布を単品で使うことは多く、

昆布が買えなくなるのはホント困る。

けど、このままだと、やがてそういう時は来そう。

奥井海生堂のも、オススメは蔵囲い限定です。

あと、買いやすいのは【こんぶの土居】かな。

味噌汁用や煮物ってなると、使うのは合わせ出汁なんですが、

かつおぶしを入れるとかつおぶしの風味が立っちゃうので、

合わせ出汁のほうが、私は使いどころを選びます。

そして、合わせ出汁は最近イイ簡易パックモノも結構あるので、

それでいいかなって、ちょっとなってます。

鰹節

とはいえ、かつおぶしも好き。のり弁、おかかごはんとかも好き。

かつおぶし自体も、築地辺りまで行って味にこだわろうと思えば

いくらでもこだわれちゃうんですが、

削りたてのを即全消費出来るんならいいんですけど、

真面目に出汁をひかない私には、それは無理。

ちなみに真面目に合わせ出汁を作る時は、

かつおぶしの量はとにかくケチらないのが美味しくなるコツです。

それもあってか、かつおぶしに対するこだわりが強い店ほど、

基本的に家庭で一回で使い切れる量では売ってないことが多い。

で、削ってもらったものは野菜室保存だけど、かさばる。

更に、野菜室に入れておいても、風味はどんどん落ちる。

でもって、充填パックの技術なら、やっぱり【にんべん】一強なんですよ。

だから「風味の落ちなさ」「使いやすさ」という点で、

オススメは【にんべんの本枯節商品のデパート用のもの】となります。

くれぐれも、私のオススメはスーパーでよく見かけるヤツではないです。

何回目かわからない大企業あるある。

私のオススメは、コレ。

にんべんnet倶楽部
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本枯鰹節物語】のも美味しいけど、そっちのほうが少し上品。

おかかごはんでガツッと食べたいという時には、少し物足りなくもある。

そんなわけで、私はフレッシュパックゴールド+玄蕃蔵醤油で、

おかかごはんを食べたい派です。完全に好みの問題。

それと、ダシには【コレ】を一袋どーんです。

20gパックなので、計量不要で一回で使い切れる量がありがたい。

お正月に15分雑煮をやりたい方は、

この20gパックを買っておいてください。

他のにんべん商品は、別に買わなくていいかと。(ボソッ)

おまけ)旨みといえば、きのこもですが、

きのこは3種類入れると、一気に味に深みが増します。

私はきのこ全般苦手だけど、味に深みが出るのは分かります。

ただし、しいたけはちょっと強すぎ&3.11以降は非推奨です。

ちなみにきのこ類は、少しでも干してビタミンDをアップさせること、

その後10分でもいいので冷凍して細胞壁を破壊すること。

この2つの手順を踏むことが、余すところなく

きのこの栄養分を摂りたければ必須の行程です。

あとは、加熱時に動かせば動かすほど水分が出るので、要注意。

みなさまのオススメ(FBコメントより転載予定)

くらジョ

オススメがあったら教えてね♫

細かい栄養だのなんだのは、ココから先の話でイイと思いますよ~!

みなさん、栄養だのなんだのを勉強して勉強して突き詰めていくと、

ある時突然どうでもよくなって、この辺に戻ってきます(笑)。

以上、自炊入門編でした。